1章追放前

0話・未来のお話

「絢様、収支報告書です」

「ありがとー」

 秘書から、収支報告書を渡される

 暫く目を通したが問題はないようだ

「大丈夫だよー」

 ハンコを押して渡す

「これ省略できない~?」

「できません」

「わざわざ上にあげなくてもよくない?」

「上にあげるようにしたのは絢様ですよ」

「うー」

「うーじゃありません、まだ仕事が残ってますから」

「しごと……うー」

「はぁ、おやつ食べたいですか?」

「たべる!!」

「では仕事を終わらせてください」

「ぅあ~」

 秘書はめんどくさそうに「はぁ」とため息をこぼす

 それから私は続きを始めるのであった

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