第二十章 温室

温室あるね。


最近の「なろう系」異世界恋愛って温室あるんですよ。


特に魔法学園で。


でも薬草使うとかその草をもって秘術に使うというシーンじゃないんだ。つまり「薬学部」としての機能を持つ薬草園とかじゃないんだ。要注意だな。


なんとここでちょっと変わったキャラが変な音楽を歌うという謎テンプレがあるんだ。な、なろう異世界恋愛ジャンルってどこか「変」だろ?


温室で珍しい紅茶の茶葉を育ててるわけでもない。


秘密の花園というわけでもない。シークレットガーデンならそういうのはバラ園だったりする。


なんとかのアトリエをやってるわけでもない。


不思議だな。


むしろここで育てた花をプレゼントしたりする。


また会いたくない奴に出くわすというイベントが生じる。何がネタ元なんだろうな。


なお、温室で授業を行うということがほとんど無いので要注意だ。


むしろ先生はオフタイムに着たりする。何のために来たんだろう。わからねえな、女性作家の考えることは。


男作者だとここでマ〇オのパックンフラワーみたいなゲテモノを登場させがちだがそういう人を食うような植物はいないので要注意だ。そういう設定は消そう。


またここで毒薬を作ってこっそり紅茶に毒薬を仕込むというサスペンスシーンに男作家は持っていきがちだがそれもやめよう。女性作家はなぜかそういう展開にしないんだ。

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