第三章 聖女様追放って馬鹿すぎないか?

まさに「ここが変だよ、なろう系悪役令嬢」の真骨頂なんだ。


なろう聖女って女性版大司教なんだ。決してヒーラーって意味じゃない。


教会を運営して孤児を拾って孤児院を開き、図書館も運営し、なろう学園を運営し、魔物から結界を張って守る。……という「大巫女」だ。


だからこれは男性作家でも理解しやすい。


そんな追放聖女様を守るイケメン騎士。


こんなもんを思いついたよ。亡国の王子が居るのであれば亡国の王女様、まあここでは聖女なんだけどそんな聖女が居たって言い。


聖女はRPGで言う「ヒーラー」だから弱い。まあ攻撃魔法も出来るDQで言う賢者タイプかもしれんが。


聖女と言っても司教領を失った亡国の王女様だ。


そして気が付いたか?聖女だと「悪役令嬢」と違って謙虚な令嬢様が多いんだ。


まあ、「私を追放した国(修道院)なんて知りませんわ」とか言ってる聖女も居てスローライフを楽しんでる聖女も居るが……こういうのに限って天邪鬼だからあべこべで本当は追放された国をいつも気にかけてるんだ。


聖女+主人公の二名じゃ心細いよな。


そうなんだよ。なろう系学園の卒業生を集めて反撃するんだ。


でもそこには新しい聖女、あるいは偽聖女がいるわけだ。


どうだ、男でも書けないか。女性をエスコートする騎士が主人公って白馬の王子様やんけ。


ただの白馬の王子様じゃないぞ。騎士団を連れて修道院に凱旋する凱旋将軍だぞ。

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