第十五話 再製作!
「盾に模様が入っただけじゃねえか!それがどうした!
「いいや、効かない!」
大楯はアカガの連撃を受けても傷一つ付かず、防ぎきった!
「こうなれば!
コンドの投げた大砲球のような瓦礫を避けながら槍を作り出す。
「
投げた槍がコンドの耳を掠める!するといきなり甲板が盛り上がる!
「やれぇ!アカガ!激しく打てぇ!」
「下から?!なっ!」
天高く突き上げられる!
(身動きがとれない!)
「
海賊たちの矢が大量に襲ってくる。
「
鎧が矢を防ぎながら甲板に落ちていく。
「
「
「くそっ!効かねぇか!ただ重くて動けないようだなぁ!
「
ハンマーを叩きつけながら手袋のボタンを押す!
「その程度!」
「いいやまだだ!」
(相手の体制が崩れたら!)
「
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「私は何を?てっ!サジさん?!」
「意識が戻ったか、取り敢えずこれをほどこう。」
ルネとサジはお互い風呂敷に絡まっている。
「よし!ほどけたな!さてコンド!お縄について貰おうか!」
「ああいいさ!だがここから出られるかなぁ!
突然船の下部が爆発する!そして波に辺りが覆われる!
「こうなりゃ道連れだ!大人しく諦めろ!まあ俺以外は逃しておいたがな。」
「いいや諦めない!サジさん!音帯矢で
「「了解!」」
「甘いな、俺まで連れていくつもりか。」
「しっかり捕まっておいて貰わないと困るからね。おおっと!」
船が大きく揺れ波が向かってくる!
「サジさん!」
「今合図した!来たぞ!」
球は見事に甲板に直撃した。
「風呂敷をお願いします!」
「
「はい!ルネ、その縄を風呂敷の四隅にくくりつけて!」
再び船が大きく揺れる。すると船が二つに中央から折れた!
「結べたよ!」
「みんな!掴まって!このままここから抜け出す!」
船が沈みだし波が向かってくる!すると砲弾が高く飛び上がる!
「「「抜けろーーー!!!!」」」
球は波を飛び越え隣の味方の戦艦。ギザラに着地した。
「大丈夫ですか皆さん!」「急いで手当を!」
「ありがとう!特に怪我が酷いルネを先に頼む。」
「「はい!」」
風呂敷から縄をほどきコンドを引き渡す。周りでは自警団員が慌ただしく動き回っている。火薬の匂いは多少残っているが服にも染みついた潮の匂いがしてくる。
「まさか俺ごと抜け出すとはな、、、」
「しっかりと罪を償ってください。」
「いいことを教えてやる。俺らに石板を渡した奴らと海戦の前会った時こう言っていた。」
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「ここには
「そっちの目的なんざ知ったこっちゃねぇがそうなるだろうよ。」
「そうか。あの粗雑な女の犬どもが2つばら撒いてしまったが3つともどのような力が分かったか?」
「
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「まさか!あいつが!サジさん!」
「ああ聞いていた!副長!亡霊、トラミスは今どこに!」
「本部の牢屋の中ではないですか?」
「本部には今誰が!」
副長は暫く考え。
「自警団の主力はほぼこちらにいるので新兵たちです。」
「急いで向かう!力の残っている者たちもついてこい!」
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