新婚?
唖然とした次の日。
ゆーちゃんの体は柔らかかった。
犯ってないぞ?
あくまで一緒のベットで寝ただけだ。
…文句を言うのは贅沢だと思うし。
俺には勿体無い相手だとも思うけど。
急すぎて如何反応すれば良いのか判らない。
自業自得なんだが。
……
「おはようっ、まぁくん!」
…おはよう
取り敢えず普通に相手をしよう。
「…⁇」
「ご飯の前に何かするの?」
する。
ちょっと素材補充の為にスライム達を召喚しようと思う。
「…スライム?」
そう、スライム。
場所取るから一旦外に出て。
……
今回使ったのは前に使った
「わぁ…タンクスライムだ。」
タンク…戦車か。
どんなスライムなんだ?
「すごく硬くてタフなんだ、魔術も殆ど効かなくて、溶解速度も高いから、動きの遅い重装備だと絶対に勝てないんだよ。」
へぇ、そうなんだ。
まぁいいや。
スライムジェル(沢山)分けて。
あっ、どうもどうも。
嬉しい。
……
まずは昼御飯。
男飯ではあるが。
蛇肉のスライムジェル餡掛けもどきを作る事にした。
まず、この白い粘ついた何かよく判らない、果実を胡椒もどきと同じ様に
片栗粉もどきと蛇肉、予め用意しといた直感と錬金術と生活魔術を使って、顔面くらいの紫色のオリーブの果実みたいなのからでっち上げたピュアオリーブオイルもどきで片栗粉もどきを
エクストラバージンオリーブオイルもどきも作ったが揚げ物で使うもんじゃ無いかと直感で思って止めた。
この時、直感と
次に食用スライムジェルと片栗粉もどき、またしても何かよく判らない果実による、各種調味料もどきに蛇の骨の出汁を
何かよく判らない果実多いな、と言うかここら辺如何見ても果実ないんだけど、マグナムラビット達は何処から持って来てんだ?
疑問は一旦置いといて、分量は直感に従って作る。
何かサクサクでジューシーになった蛇肉の揚げ物に餡掛けもどきを掛け完成。
副菜は醤油もどきと塩、味醂もどきにだし汁的なアレ、茶色いほうれん草の様な何かのおひたし。
デザートは今日も甘い果実である。
いただきます。
「おぉ…おいしい!」
…普通に美味いな。
…素材が良いからだろうが。
ああでも、おひたしは鰹節が欲しかった。
はぁ…
……
…実は俺とゆーちゃんに恋愛感情はあんまりない。
あくまで責任を取る事になっただけなので。
ただ何で、躊躇しなかったのか聞いたんだが…
「半分は勘‼︎」
だそうだ。
ギフトがあるなら判らなくも無いが…
勇者かよ…
…
勇者だったか…
成程。
背景、異世界より哀を込めて 南瓜の王冠 @pumpkinthecrown
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