転移ボーナス
取り敢えず、転移ボーナスの確認。
スキルは所謂才能ってやつらしい。
ただ、俺が取得したスキルの内、術系は本人の知識とか技術で習得するものだそうだ。
そもそも、技術系のスキルとは本人が何ができるかの資格免許みたいなものらしい。
因みにポイントは10で一般的な仕事とかに使える免許とのこと。
一番良かった事は、術系はふったポイントに応じた知識が付属していた事だろう。
本来は勉強などをして覚えるらしい。
選んだのに使えないとなったら、もう笑うしか無いところだった。
術系はそのまんまだとして。
魔性は、ゲーム的に言うならば魔に属する存在に対して好感度アップと言ったところ。
兎がやたら懐いてるのもこれが理由みたい?
実のところ、魔物の言葉が分かる感じのスキルもあったが、ペットの言葉とか知りたいかと思うとなんか違う気がしたので、こっちにした。
次にギフト…
一言で言うなら、便利系の詰め合わせだ。
とくに、生活魔術と直感は助かる。
余談だがいつの間にか周囲に沢山居た兎たちは、直感曰く、一羽でも俺を瞬殺できるらしい。
早く契約を結ぶことをお勧めするとのことだ。
……
取り敢えず眷属契約を結んでみた。
何と契約した眷属の魔力の一部を取得する効果があるようだが、宝の持ち腐れである。
契約した一番の利点は兎の数を把握できるようになったことと、生活魔術を幾らでも使えるようになったことだろう。
割と助かる。
……
何をしようかと考えて、唐突に温泉を作ろうと思った。
なぜ?と思うかもしれないが、生きるために必要な事は転移ボーナスで何とかなるし。
魔物は敵対しない。
となると、何かしてないと暇なのだ、ご飯は兎たちが持ってきてくれたし、毒などに関しても直感で分かる、そもそも健康の効果できかないが。
いずれ、農業もしようかと考えてるが、流石に今じゃ無い。
実は生活魔術に
一人温泉旅行に行きたいとも考えてたとこでの転移だったので丁度良かったかもしれない。
やたら、便利な生活魔術もあるし、案外簡単に温泉も作れる気がする。
明日の展望に期待を膨らませ、兎を枕にしながら土に契約により有り余った魔力で
おやすみ。
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