第4話 まつ様だからさぁ……
こんばんは。
きょうは、まつ様の回です。
まつ様は、ほぼ黒猫ですが、小さな白い涎掛けと純白パンティーを腹側に隠し持つ
乙女です。
長毛系のことから、『黒髪ロングの美少女JK』の称号をあたえました。
JKにたいしてツンデレのイメージがり、そこもまた、まつ様の内面をよく表して
います。
そう、まつ様は気安く触れることを許さない
まずは、ごきげん伺いのご挨拶。
下僕は、毎回まつ様に人差し指を近づけ、クンクンしてもらって、OKならタッチ。
ダメなら、ノータッチ。
OKとダメの違いは、カンです。
イチかバチかの博打です。
5割の確率で下僕は読み間違え、まつ様に天上界へ帰られてしまいます。
すみません。
盛りました。
4割、イヤ3割5分くらいです。
まだまだ、精進が足りない下僕です。
まつ様の愛称は、『まっちゃん』、『まつ様』です。
やっぱり、気高いので、様づけになります。
スタイルも抜群です。
スレンダーです。
下僕と違い、ウエイトコントロールは完璧です。
必要な分しか食べないおネコ様です。
そんなまつ様ですが、あーちゃんへの教育的指導をよくしてくれます。
しにいきます。
しかも、暴力的。
体が一番大きな大五郎が本気を出せば、流血沙汰は避けられません。
が、大五郎の本気を見たことはありません。
ただひたすら耐えに耐え、逃げ惑う大五郎をしつこく追いかけまわすあーちゃん
から助けてくれるのは、そう!まつ様。
「正義の味方
おお、メシアが来りて笛を吹く!
まつ様の高速ネコパンチの連打!連打!!連打!!!
今のところ、あーちゃんはパンチドランカーにはなりそうもありませんが、
みなさん、知ってますか?
ネコパンチも勢いがいいとペチペチ音がするんです。
それから、まつ様には、ここぞという時の必殺技があります。
それが、『下呂の滝』。
連日、品性の欠片もないモノをお目にかけ申し訳ございません。
この技は、ネコにとっての強ポジの高所をすぐに奪取し、他にマウントを取り続ける
一番小柄なまつさんだからこそのなせる技。
長毛系なので、毛玉覇気の一環で身につけられた大技です。
毛玉覇気に迷いも妥協も一切ないまつ様だからこその大技と言えましょう。
でも、そんなまつ様も我が家に降臨されたばかりのころは、
「わたちぃ、かよわいの」
アピがナチュラルすぎるあざと
つまり、まつ様は無敵のおネコ様なのです。
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます