第32話
「正弘くんに式神っていたんだ」
「まぁな、それなりに妖怪を祓ったりするからな。まぁ小雪は代々家に伝わる式神ではないが」
小雪は俺が死んだら式神をやめて俺と一緒に成仏すると言ってるし。元が幽霊だから成仏するのを長引かせているだけだからな。家に伝わる式神は親父が式神にしている。いづれ継ぐんだろうが。霊圧できるようになるのが継ぐ条件だったが美海を守りたいという気持ちで修行をしてできるようになったから継ぐことはできる。
「へぇーまさか小雪さん好きとかないよね?」
「正弘様のことは好きですよ。一緒に成仏したら天国で幸せに暮らす予定です」
そんな感じはしていたがやっぱり好かれていたか。それにしても美海の霊力が駄々もれだ。禍々しく黒いのがでてるような気がする。一緒に暮らすっていうのに反応したんだろう。
「正弘くんは死んでも私と一緒だよ。小雪さんとは死んだらお別れだよ」
「何を言っているのですか?式神っていうのは死んでも一緒にいるものですよ」
いや死んだら自由になるのが多いと思うんだが。まぁ好きなら一緒にいたいっていう気持ちも分かるけど。その辺は任せる。だが死んでも俺は美海達が好きなことに変わりはない。
目で互いに睨んでいるが、小雪が実体化してるから周りにも見られている。つまり俺が不倫をしてるような図になっている。あれだ目線がこの屑めという視線をたくさん浴びせているんだよ。ここにいづらい。今すぐにでも隣の車両に行きたい気分だが、それじゃ逃げてるようにしか感じない。付き合っている以上それはだめだ。
「死んでも一緒にいるのは小雪の意思だからいいが、俺は死んでも美海達のことを見守るぞ。死んでも美海達と一緒にいる」
「ほらねぇー。正弘くんは私たちにぞっこんなんだよ」
「若いときの恋などどうなるか分かりませんから、気づいたら取られていたなんてことはよくありますよ」
「そうだよ~。だから私にもまだチャンスがあるんだよ~。このスタイルも正弘好みだしね~」
「ふぅーん正弘くんをその辺の男と一緒にして欲しくないね。私たちを幸せにするために生まれてきたんだから」
それは言いすぎだと思うが、そのくらいの意気をもって付き合ってはいる。二人と付き合うってことはそのくらいの意思の強さは必要だ。まぁ美海の両親には何を言われるか分からないが。
「正弘をその他の男と一緒にしないのは分かるけど男だからねぇ~。欲求には勝てないんだよ~」
俺がから欲求に負けるみたいなこというのやめろ。俺は八幡ほどじゃないが、理性は強いからな。体で負けたりはしない。だからスカートを少しづつめくって太ももを見せてくる雪穂の足なんて見てない。チラッと見ただけだ。すみませんかなりよかったです。すべすべで白く弾力がありそうな太もも最高です。雪穂は俺を見てニヤッとした。
「ほらやっぱりこいうのがいいんだよね~」
すると美海が真顔になり目の光を消して、俺頭をつかんで自分の太ももにナマ足のまんま置いた。柔かい。それにすべすべして頬づりしたい。いや彼女だからしていいのか。俺は欲に負けて頬づりをした。
ああ、すべすべ快感。そして太ももを手でさわりながら堪能していく。
「ほら私の太ももの方がいいでしょ。正弘くん。もし他の足に見惚れていたらこいうことしてあげないからね」
「分かった。これからは他の女子の足を凝視しない」
「フフそれでいいんだよ」
美海は目に光を戻した。選択は間違っていなかったらしい。それにしてもあの光のない目は怖すぎる。怨霊を相手にする以上に怖い。だって今すぐにでも監禁されちゃいそうだからな。それにしても生足の太ももを堪能できるとか幸せ。
「むぅ私のだって寝心地いいんだよ。だからこっち来てよ~」
それは大変魅力的だが、美海がヤンデレが加速しそうだからやめておく。もっとヤンデレになったら最終的に監禁される。それに今の美海の足で満足だからな。だから決して誘惑なんかに負けないぞ。肉つきのいいスベスベそうな足をチラ見してもな!嘘です負けそうです。今すぐにでもあの太もも味わいたい。
「来ないからな。そんな太ももを見せてきても。あと他の人にも見られてるから気を付けろよ」
周りは雪穂の足を凝視している。エロい視線をしててだ。だから俺は周りに霊圧を加えてこっちを見ないようにする。美少女揃いだから嫌な視線がこっちにたくさん来るんだよな。霊圧を加えたら皆汗をかいてこっちを見ないようにしたが。
それでも陰陽師も何人かいて、こっちを見てる奴もいたが特に話しかけてくることはなく海のもより駅に着いた。水着が見れるときが来た。ああ神様よ感謝します。海に行くということができたことを。
早速海に着くと、美海達は着替えに行った。下着とかも可愛いんだろうな見てみたいが、付き合ってるからその機会はいつでもある。その時が来るまでのお楽しみにしよう。
そして俺は海で服を脱いて、水着に着替えた。下に着てくる派だからな。脱ぐだけだ。そして美海が来るまでにビーチパラソルをたてて、その下にレジャーシートを引いた。準備はこんなものか。浮き輪は後で膨らませればいいだろう。美海達が来るのが楽しみだ。
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