第31話

式神を配置しておいて、一人でもナンパされても回避できるようにしとくか。勿論女子の式神だ。視覚情報も切っておく。裸が見えたら申し訳ないしな。


「正弘くん。逆ナンでホイホイついてかないでね」


海は出会いを求めているやつが多いからそいうのもいるだろう。だがこんなに可愛い彼女と付き合っているのそこら辺の女子についていくはぜないだろう。


「可愛い彼女がいるんだからついていかないぞ」


「それならいいけど。雪穂ちゃん胸を押し付けるのはやめてね。それを捥ぎたくなっちゃうよ」


「武器は使ってこそでしょ~。彼女にしてくれるなら離すけど~」


俺としては役得だが、美海の目から光が失くなってきてるから一刻も早く離れてほしいんだが。ヤンデレ化が進み、危害を加え出すのだけは防ぎたい。


「彼女にはしないぞ。後体じゃ俺の理性ならものにはならないぞ。だから離れろ」


「ぶぅー仕方ないな~。だけど私の水着で悩殺してあげるよ~」


あの胸の水着きっと溢れんばかりの胸が見えるだろう。夢中にならないように防がなければ。

じゃないと美海に監禁されるのが目に見えている。体だけで人を好きになったりはしないが。


「忙殺は無理だな。こんだけスタイルいい彼女がいるのに、他の女子に目がいくはずがないだろう」


まぁ実際は雪穂のスタイルは抜群だから見惚れちゃうかましれないが。だが彼女が1番には変わりない。それだけ彼女は特別なんだ。だから俺の言ってることは事実だ。


「ふふ私達にメロメロだもんね正弘くんは。だから体で誘惑しても無駄だよ。もし正弘くんが乗っていたらどうなったか分からないけどね」


怖!最後目が笑ってなかったよ。どんだけヤンデレなんだよ。こりゃ他のやつを見ていたら間違いなく監禁されて、調教される。なんとかそれだけは防がなくては。


「大丈夫だ。俺は美海達以外興味はないからな。まぉ足は見ちゃうかもだが」


これは足フェチとして仕方がない。素晴らしい足があったら見てしまうの男の性だ。そう男はフェチは誰でもあるもので、逆らえないものなんだ。

 

「ふぅーん正弘くんそう思っていたんだ。私しか見れないようにしようか。ふふやっぱ監禁するしかないかな?」


ヤバイ目のハイライトが消えている。選択し間違えたか。女子の足を見ないようにしよう。じやないと監禁される。


「分かった見ないようにするから。監禁はやめてくれ」


「私達だけを見てね?それ以外は許さないから」 


声を低くして言った。ヤンデレはどこにスイッチが分かんないから怖い。普段から足は美海がいるときは他の人は見ないようにしよう。じゃないとマジでどうされるか分からないからな。


「分かったよ。美海達だけでも十分だしな」


白く陶磁器のように綺麗な足。そして服越しからでも分かる巨乳。これだけの要素が揃ってるんだ十分だろう。巨乳ほど水着が似合う存在はいない。


「ぶぅー私の感想も言ってね~」


「分かったよ。美海を刺激しない範囲でな」


選択肢は間違いないようにするか。まぁ美海とかなえが1番だからな。他のやつに見惚れることはない。彼女抜きにしても美海達はアイドル並みかそれ以上に可愛いしな。このレベルは早々いない。

 

「仕方ないなぁ~それで我慢するよ~」  


そんなことを話していると乗り換えの駅に着いて、乗り換えて次の駅に向かう。だが、乗客してる人達お願いたからそんなハーレムとか許さん殺してやるみたいな視線向けないでくれ。生き霊が大量に生まれているから。そいつらを見て美海達は引きつってるから。まぁ大体俺に攻撃を加えてきてるから、式神が対処をしてくれてるからなんとかなっているが。


『正弘様量が多すぎます。正弘様も対処してください!』 


『分かった』


そうは言ったものも、この大量の生き霊を一気にぶっ飛ばす呪術ねー。風を起こすか。


『風の神我に力を。何物を吹き飛ばす力を。吹き飛ばせ急急如律令』


そう心のなかで唱えて、呪符に霊力を注入した。すると嵐のような霊気の風が起こり、また一人また一人と外にぶっ飛ばせれていった。これで全員か。はぁー結構霊力使ったな。疲れたわ。


『さすがです正弘様』


そう言って姿を現したのは黒髪のストレートヘアーに目は大きく、目鼻立ちが整っていて、どこかのお嬢様を思わせる雰囲気の美少女が現れた。あれだ魔法科高校の劣等生の深雪みたいな感じだ。


「お久しぶりです小雪さん」


「一年ぶりですね。成長しましたね。霊力も安定してますし。さすが正弘様の妹なだけはありますね」


そう小雪は長期の鬼の退治に行っていて会うのは一年ぶりなのだ。そして俺の式神でもある。幽霊をそのまんま式神にした。お兄様を殺されて怨霊になって、その殺した一族を殺しそうになった時に出会った。そして調伏した後にその一族からは俺が社会的に抹殺したら、なぜか式神なりたいと言ってきてなった感じだ。元々怨霊になったことにより大量の霊力を保持していたから、うちの一族の鬼退治に呼ばれたりして、いろんな所に行っていて、ようやく休暇が取れた感じだ。







 




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