第14話

メイド姿もいいが、やっぱり私服もいいな。美海なんて上品さを醸し出している。かなえはファッションモデルをやっているだけあって男の好みを出しながら流行を忘れていなく綺麗だ。

梨香は可憐で可愛らしい服でスカートから伸びる足が眩しい。それぞれが各々の個性を出している。 


「お待たせ。それじゃ神田明神に行こうか」


「そうだな。それにしても視線が多いな」


「仕方ないわ。これだけの美少女を3人も侍らせているんだもの」


自分で言うのかよ。まぁ美少女なんだけど。視線だけて殺せるレベルの嫉妬視線かすさまじい。メイドさんからも視線を浴びてなんともいづらい。早く移動するか。


「それじゃ行くぞ。これ以上の視線はきつい」


かなえ達は了承したのでお会計を済まし、店をでた。ふぅー視線が少ないのが心地いい。まぁ少し歩けばまた嫉妬視線を浴びるが、多くのお客さんに見られるよりかはましだ。そとで浴びる視線の数には慣れているからな。まぁ秋葉原だから少し多いが。


「神田明神って確かラブライブの聖地だったわよね」


「よく知ってるな。そうだ今回はそれが目的だ。櫻坂がもっと売れます用にって願い事をするのにはここがいいと思ったからな」


聖地だからこそ、アニメパワーでパワースポットになっていると思うからな。ラブライブのように全国で売れてほしいと願っている。聖地だからとゆってマナーを無視した行動はしない。せいぜい写真を撮るぐらいだ。


「確かにそれはあるわね。アイドルのご利益が高そうだし。元々神田明神はご利益が高くて有名ね」 


声優で有名になることもついでに願うか。はぶちゃんが有名になることも願っておこう。願うことが多いな。まぁそれだけ努力はするつもりだが。


「それじゃ行くか」


俺達は神田明神に向かって歩き出した。それにしても混んでるな。誰かのライブでもあったのか?だが地下アイドルじゃここまで混まないはず。


「失礼。アイドルに興味はありませんか?」


美海達が話しかけられていた。秋葉でスカウトってする場所間違っていないか?もっと若い人が集まる場所でやるべきだろう。秋葉には可愛い人はごく一部しかいない。


「いえ私もう声優事務所の養成所にいるので無理です」


「私もモデルをやっているので無理ですね」


「どこの事務所ですか?」


唯一所属していない梨香がスカウトマンに聞く。まぁ梨香は声優を目指しているが、アイドルになった方が仕事も来やすいことを知っているからな。だから大手ならスカウトを受けるつもりなんだろう。


「櫻坂などが所属している芸能事務所です」


まさかの大手じゃないか。しかも櫻坂ってオーディションで決めるんじゃなかったか。るん推しの梨香からしたらチャンスじゃないか。るんと友達になれるし知名度も上がる。


「それならよろしくお願いします」


まぁそうなるな。むしろ美海達はいいのかそれでと思うレベル。まだ美海は契約はしてないし、移るチャンスでもある。まぁ立地義な美海からしたら移籍するなんてことはないだろうが。


「それなら来週末ここに来てください」


そう言って、名刺を渡してきた。それをじっくりと観察したあと、本物のと確認して、分かりましたと梨香は言った。まぁたぶん入るだろうな。知名度が上がれば。自ずと声優の仕事も入ってくるし。スカウトマンは失礼しますと言うと去っていった。


「それにしても美海はよかったのか?まだ正式に契約してかないからこの事務所に所属できると思うんだが」


「私は私の才能を評価してくれたところに行くよ」


そのめは強い意思が宿っていた。何としててでも成功するという意思が。これだけ強い決意があれば声優として成功するだろう。俺も作家としてももっと売れるようにがんばるが。将来的には一億は稼ぎたいな。


「そうか、グループよりも美海はシングルの方が成功しそうだしな」


「それにしても、櫻坂のスカウトマンが秋葉原にいることに驚きだよ。もしかして秋葉原でライブでもやったのかな?」


そんなキャパが入るところなんてあるか?いやひとつだけあったな。AKBの劇場か。誰かは予測できないが。たぶん新メンバーだろうな。するとAKBの新メンバーとお披露目みたいな感じか。天もやっているのだろうか。でもあの時間にいたってことは今からか。


まぁチケットがなきゃ入れないからあんまり関係ないが。知り合いがアイドルをやっているでて不思議な気分だ。まぁ天のルックスならアイドルやっていてもおかしくないが。



「やる前だと思うぞ。天っていうやつが櫻坂に入ったからお披露目だろうよ」


「もしかしてアイドルショップて会った子?」


「そうだ、まぁアイドルになる前から知り合いだが」


それにしても天はアイドルになる前よりもさらに可愛くなっていたな。やっぱ見られると人はオーラがでて可愛くなるのだろうか?美海もさらに可愛くなったら天使レベルになっちゃう。

早く美海のアイドル姿見ないなぁー。


「可愛い知り合い多いね正弘くん」


目のハイライトをオフにして俺を冷笑をしながら見てくる。ヤンデレモードに入ったな。どこでスイッチが入るのか分からないから厄介だ。ヤンデレモードは誉めれば治る。俺はふっと笑いその後イケメンボイスで美海の耳元で呟いた。



「美海俺の中での一番は美海が1番可愛いぞ」


するとほほを美海は赤くした。目のハイライトも戻ってきて、ヤンデレモードは解除された。

だが自弁の世界にトリップしているからしばらく落ち着くまで待つことにした。しばらく経ち解除されたので、アニメイト行くことにした。



















  • Xで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る