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かくして企画書が出来上がった。だけどまだそれだけ。
今まで消費型のオタクだった俺はゲームがどのように作られるか、イメージ的にしか分かっていなかった。
ゲームというのはゲームエンジンさえあればできるものではなかった。
どれだけ数のゲームをプレイしたとしても、どれだけブログでタイトルの賞賛や批評をしたとしても、ゲーム制作の労力に比べたらとても楽なものだった。
「私も目を通してみたけど、ゴーサインを出すのは私じゃない。いいのね? これで」
「大丈夫です。細かな部分は適宜修正ということで」
「テキストの修正なら受けるけど、キャラクター造形についてなら今のうちよ」
「先輩のこと信頼してますから」
「言うようになったわね。それじゃ始めるから」
今回の進捗 企画書が完成した。
(お題はイベントに組みこむ。俺もちゃんと考えておく)
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