クトゥルフ神話的なものを書いていると心が落ち着く

 やはり私が書き続けるにはこれしかないのかも知れません。

 図書館で偶然見つけた真ク・リトル・リトル神話体系に惹かれ手に取りました。

 今どき流行らない装飾過多の文体の何と心地よい事か。

 架空の魔導書をこさえ、架空の神をさも恐ろしげに語る事の愉悦は数十年前と変わらず私の中に在ります。

 

 私はファンタジー小説が好きでよく読んできました。

 それも王道とは少し外れたモノたちを。

 ロバート・アスプリンであったりロジャー・ゼラズニィであったりマイケル・ムアコックであったり……。

 無論、ロバート・E・ハワード辺りも読みました。


 トールキンの指輪物語とかは嫌いではないですけど、トルーキンの作品で読みたいのは彼がある橋をめぐる戦いに参加した時の事を書いた記録文書です。

 その筋では面白いと評判です。

 あとは、ベオウルフの物語を現代語に訳しているそうなので、それが読みたいですね。


 ベオウルフ、映画化しないかな。……え? 以前にあった?

 ……知らない子ですね。

 つーか、映画のレビュー読んで腹立ったのはなんで皆が一様にエッダに沿ってとか書いてんだよ! ベオウルフは途中で死なねぇよ! 老いて竜と相打ちなんだよ! 何で怪物の母親に負けてんだよ! せめてFGO見習え、FGO! スキル改正で最後の一撃再現とかしてんだぞ、オラァ!

 あの映画撮った監督の言葉で一番腹立つのがエッダは詰まらなかったから俺が改変してやったぜとかインタビューで答えていた事かな。

 お前の改変の方が詰まらんわボケ!


 ……落ち着きましょうね、ええ。

 上記の感想は個人の感想です、あの映画が面白いと感じていた方には申し訳ない。

 でも、あれならベオウルフじゃなくて良いじゃん……。


 さて話を戻せば、今クトゥルフ的なファンタジーを書いています。

 まあ、結構マイルドな奴ですが書いているととても楽しいのです。

 まだ三万字くらいですけれど、すごく楽しい。

 一時本当に何を書こうか、書くの止めようか考えていたけれど、迷ったら原点に立ち返るって言うのは有りですね。

 本当に、なんで小説書いてたのか思い出せますから。

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