多くの人に読んで欲しい。そして「自分勝手」と決めつけないで欲しい。
- ★★★ Excellent!!!
愛してくれている人がいるのだから、簡単に「死」を選んではいけない、と二度と会えなくなる悲しみを解かれて。
理屈はわかる。
わかるが、生きているということ自体がどんどん苦しくなっていく。
自分が変わることも、周囲が変わることも、なにもかもが恐ろしくて。
だから、私は楓子さんの「終活」が成功したことが「ハッピーエンド」だったのだろうと思ってしまう。
なにがハッピーエンドだ、主人公もご両親も、今までかかわって来た人すべてを悲しませておいて、自分勝手だ、と多くの方は思うのだろうけれど。
それこそが「自分勝手」とか「大人になりなよ」とかが、まさに「追い詰めている」ということを知ってほしい。
その点、主人公は楓子さんのことをよく理解していて、本当に「親友」だったのだなと、二人の絆が美しかったです。
作者様に、この作品を書き、公開してくださったことに感謝をささげたいです。
まあ、このレビューコメントも的外れかもしれないのですが。
ご不快でしたら削除してくださってかまいません。
申し訳ありません。
以上です。
では、失礼いたしました。