第26話 パーティー
魔道具を解体しにギルドに戻った。ちゃんと依頼は達成してるから大丈夫心配しないでね!
それでね、俺は前々から決まってたけど言ってなかったことがある。それは誰も行ったことがない魔王領に行くと言う事、これが決定したのはつい最近だけど、前から話は出てたから驚きはなかった。それでも誰も踏み込んだことのない魔王領に行くのは不安がある。だからってやめたりはしないよ?俺たちのほかにも有名な冒険者たちと行くことになってるからいいんだけど、その人たちに魔力が怖いといわれないかが気になる。いくら魔物と沢山出会ってるプロでも俺みたいな人間気持ち悪いだろうし…
でもお世話になってるルカさんにはお返ししたいからOKしたけど不安はあるよね~
ところで魔道具の解体なんだけど順調に進んでるよ。この進みが早かったから魔王領についても早く決まった。
魔道具の仕組みは、必要魔力に建っ知っている人間がいたら体に何か異変が起きるそうだ。異変を感じている人間を連れて行ってしまえばいいという考えだろうか?
たとえそうだとしても連れていかれない可能性もある。魔力数値だけ見て終わりの人だっているはずだ。これについてはローレシアも聞き覚えがないというので調べてもらうことになっている。ローレシアが知らないことは俺たちにもわからないだろうし、異世界の知識も役に立たない。こればっかりはどうしようもない。
でも、できる限りのことはするよ。
そして、驚いたのはこの魔道具が古代魔道具だと言う事。古代魔道具が残っているのは魔王領だけとローレシアが言っていたから間違いないだろう。古代魔道具って普通ダンジョンとか誰もいなくなった街の下とかにあるんじゃないの?
俺が思うのは、昔に禁書扱いされた本たちが眠るというブラッドダンジョン名前の由来はよくわからない。でも、ここになら古代魔道具もあると思うんだよなあ。昔っていつだかわからないくらい昔の出来事だから。
急に話変わるけど、あの魔道具は今の技術じゃ知ることのできない術式が組み込まれているらしい。それは無詠唱魔術、これは伝説の魔法でしょ?俺以外は、ね。で、その術式解けちゃうんだけどさすがにあんな大勢の前でいうわけにもいかず、ずっとだんまりってわけ。後でルカさんに言ってみようかな?
<数時間後>
「あの、ルカさん。俺あの術式解けます」
「はああああ?」
「いやー読めるものは読めるので解かせてください。王国に提出していいから、みんなに言わなければ」
「いわないから解いてね。俺は王国に提出しておくから。竜馬君の名前で」
「俺の名前じゃなくていいですけど、ルカさんの名前でいいですよ」
「実家に金目当てで戸籍を元に戻させられる未来しか見えないからいい。竜馬君こそいるでしょ?まだ若いんだから」
「そういうルカさんも十分若いですよ」
「若くてもいらないから」
「それなら俺はもうあきらめて、自分の名前で出しますよ」
「そういってくれることを待ってたよ?」
「待ってないでくれると嬉しいな」
「無理だな」
これで俺は魔道具の術式を解いていくのだった。
これは古代の術式で相当術式を理解してる人じゃないと使えない術式で、これは全てにおいて術式計算を使う必要があるため、暗鬼でどうにかなるものではないのだ。俺は頑張ったからわかるんだよ。この世界で読める人は多分いない。魔力を自分で動かすのだってやる人少ないのに、無詠唱なんておかしいもん。
これは俺の得意分野、これだけは天才だったんだな。はっはっはっは!これは素直に自慢するよ前世でできる人が結構いたとしてもこの世界ではいなかったもんね。
「君は何でもできるんだね」
「これに関してはですけどね」
「それでも凄いと思うよ」
「嬉しいね」
できたのは一時間後、まあ結構量あったもんね。これで全部終了だ。羊皮紙に百枚くらいかな?厚みが結構あるね。
「じゃあこれを提出お願いします」
「分かったよ」
「その代わり、魔王領ではいっぱい働いてね」
「ちゃんと頑張ってきますよ」
「頼んだよ」
「はい、任せてください」
魔王領に行く日は半年後それまでにレベルを上げておかないとだね。紗理奈もパーティーメンバーだから行くらしい。正直来てほしくない。だって死んじゃうかもしれないんだよ。俺だけだったらどうにかなるものも二人いたらどうにもならなくなっちゃうかもしれない。それが怖い。でも、パーティーで参加だからしょうがない。
こんなこと言ってられないねこれからはバンバン依頼受けてどんどんレベル上げるほかないね。
じゃあ、これからは経験値を稼ぐいい方法見つけないとな。
俺頑張る!
魔王量出発まで後1ヶ月、本格的に準備を開始しなければならない時期。俺の誕生日まで後2ヶ月、残念ながら誕生日会はできない。
魔王領にいく期間は3ヶ月、誕生日会は俺の誕生日の1ヶ月後にやることになる。ちなみに紗理奈の誕生日は5ヶ月後だからフツーに祝える。
これからルカさんと武器を買いに行くところ。俺が本気で3ヶ月狩をしまくったらフツーに剣が10本以上必要だった。なので、今武器を買い占めてる最中です。どれだけの魔物がいるかもわからないところに行くのに武器が足りませんでしたーじゃね〜まあ、狩をしまくってお金も溜まってるし買えないことはない。
「どこの武器がいいですか?なるべく重いのがいいです」
「えーとじゃあ、この店がどうかな?ここのは使用金属が安いから重いのが多い。でも、なんで重いのがいいの?軽い方が早く剣振れるでしょう?」
「剣が重くないと魔物にダメージが入らないんです。かと言って普通の片手剣だと小さすぎて扱いづらいしという事で、最近は双剣やナイフで戦ってることが多いですかね」
「で、針型の手裏剣って投げばりのことでしょ?」
「多分、わかんないですけど」
「というか、あれは投げ針っていうの!」
「はい」
入った店は本当に重い武器ばっかりだった。これはいい店だ。俺はこの店のナイフと双剣を買い占めた。
「毎度ありがとうございます。またのお越しをお待ちしております」
店主はニコニコと効果音が聞こえてきそうな程上機嫌だ。まあ、これだけ儲かればね、嬉しいよね。
買ったものは双剣5組とナイフ10本、投げ針100本こんなに必要なのか?って思うでしょ?でも、もしもの事を考えたら買わずにはいられなかった。
次に行くのは貴族向けの魔剣を取り扱っている高級店、俺の主に使う剣ではなく、強い魔物が出た時専用の剣を買いに行く。あんまり普通の戦闘で使うと被害がすごいから強い魔物専用ってこと。
「こんにちは、双剣に付与を依頼してた竜真です」
「よくきたね。もうできてるよ」
「ありがとうございます。またなんかあったら依頼しますね」
俺はそう言ってお金を払い、店を出る。初めにチップ渡したら機嫌いいな。
「えーと、あとは服だっけ?戦闘服がないからいいとこないかだったよね」
「うん、合ってる」
「防具はここだ。子供から大人の防具まで全て揃ってるよ。性能もいい」
「ありがとうございます」
俺はここで悩んだ末またロングコートを買った。それとローブやズボンやシャツも買った。この三つは怪我をしたら破けるのは確実だ。替えはいくらあっても困らない。
そういやあともう少しでパーティーがあった気がした。えーと、3日後…はあ?3日後!
って事で、俺は諸公開お休みしまーす!
「そういや竜馬くん、今度パーティーがやるらしいよ。私は情報収集のために行くけどね。竜馬くんはどうするの?」
「俺はパスで」
「これ強制参加ね。社交界の勉強だから。拒否権なし!」
「マジマジ勘弁してくれ〜!俺もう一回社交界出たら今度こそ死んじゃう」
「死なないよ?ちゃんと私が守ってあげるから」
「信用できない」
「信用してよー」
「社交界に出てもいいけど俺は貴族てしてでたくない」
「うん、無理」
「いやー」
俺の社交界強制参加が決定した。でも、少ししたらすぐ帰るからね。絶対すぐ帰ってやる!
今の俺は知らない。女性に群がられることを、もう婚約の時期なんだね。
俺は婚約しないからなー!
今日はパーティーの日、まあ、地獄の日ってことだ。これでも我慢してきたんだから行かないと言う選択肢ないよね。情報収集のためと言い聞かせている。
今日のパーティーの主催は王族、だから勿論会場は王宮だ。これが大変なんだな〜俺は王宮に行ったことないから、地図見て転移しなくてはならないのでどこに転移するかわからない。
で、俺は今日貴族としてパーティーに出るから本当は家族と行かなくてはならないのかもしれないが、俺はお母様に問い詰められてパーティー前に体力が尽きるのは目に見えているから、馬車には俺が作った人形が載っている。あと、魔王領にい行くことは親に言っていないから、秘密がバレる可能性を考え、本人が乗るのはリスクがあると考えたので人形を乗せておいた。あらか様に違う馬車で行くとか言ったらおかしいから一応同じ馬車……人形さん頑張って、
で、本物の俺はルカさんのところにいる。二人で行こうと言うことになったのだが、ルカさんは俺を乗り物にするつもりだったらしい。「転移」を使わせて自分は楽しようと言う考えだろう。卑怯だ!
「で「転移」で連れて行けと?」
「勿論」
「今回だけですよ。次からはやりませんからね」
「それと俺、いったことないところはその町のどこに転移しようが文句言えないですよ。これだけは言っておきます」
「いいよ」
「転移」
転移したら、スラム街だった。ここでは教会から食事が貰えているらしく、そこまで酷いところではなかった。多分教会のおかげだろう。ここのスラム街はまだいい方だ。酷いところなんて本当に酷いから、ちなみにだけど俺の家がある領地、グラート領はスラム街ないよ。
俺が頑張ってスラム街の人たちを仕事につけ、生活できるように街を広げたりと色々やったからだと思う。まだ、苦しんでいる人はいるかもしれないけど俺にはもうこれ以上は無理だ。自由にできるお金がない。まあ、稼いでいるから最近は金欠になってないし、武器買っても全然残ってるから問題ない。
「隠蔽」
スラムについた時点で「隠蔽」をかけておけば怪しまれることもないし、危険も回避できる。これであと30分くらい歩けば、王宮に着くはずだ。
30分歩いた俺はもう足が痛くて動けなかった。これは、筋肉痛とかの方じゃなくて口が当たって痛いの方。パーティーだから勿論革靴だしね。
ルカさんは腰痛いと言っている。お爺さん?とからかってみようかな?
「ルカさん腰痛いの?お爺さんになっちゃった?大丈夫?」
「年齢的におじいさんじゃないでしょう?」
「でも、腰痛いのってお爺さんやお婆さんがなるんでしょ?」
「どこからの情報?」
「本」
「本、本ねえ、間違ってるけど間違っていない。普通の労働とかしてなかったら腰痛くなんないし…」
「え?ルカさん誰かにこき使われてるのそれとも奴隷にでもされた?」
「心配の仕方がわざとらしいわ!」
だそうです。まあわざとだったわけだけどね。よくわかったね。分かるように言ってたけど……
「風気持ちよかったな〜」
俺は暑いから風を自分に向けて送っていた。そのついでルカさんにもやってたわけだけど、もっとやってほしいと。ゼーっ対やだね。俺は自分でできるから暑ければ風送るけど、俺今暑くないから。
「どうも」
「俺はこの辺で」
そう言って「隠蔽」を使い、偽物の俺と入れ替わる。これはうまくやらないとバレるからね。リスクが大きい。
入れ替わったら、術式を解除して平然としていれば問題ない。
「ガルアーク・グラート様、レティートゥア・グラート様、アルフ・グラート様入場」
俺は想像していたことは起きなかった。俺が入ってきたら悲鳴が上がると思ったのに。そして俺は子供が集まっているところに連れて行かれ自己紹介をさせられた。
「男爵家アルフ・グラートです。以後お見知り置きを」
何かひそひそ言ってる。
「聴力強化」
俺は盗み聞きした。聞いてはいけない内容だった。俺は今日、パーティーにしては実にラフな格好をしてるが、それについてではなく、カッコいいだのなんだの言われて作り笑いが崩れかけている。自分でも顔が引き攣ってるのが分かるくらいだよ。
俺はここから早く逃げ出したくて近くにいたルカさんに助けを求めたら
「子供の会話に大人が入れるか!」
と、口パクで言われてしまった。俺はしばらく解放されないのだろうか?
気づいたら女の子たちに囲まれてるし、もうどうしたらいいかわからない!黎明国にいたらしい聖徳太子ではないのでみんなに一気に話しかけられても返事できない。
「あの、話すなら最大3人で!一気に言われてもこの人数だとわかんない」
「えっと」
と言って、男爵家の子たちだけ残った。まあこの人数ならどうにかなるかな?
俺は色々な質問をされた。おかげでもうくたくた。挙句の果てには婚約しない?だからね?もう俺無理。で、やっと解放されてので大人の会話を盗み聞きしていきたいと思う。
まずは話題でよさそうなのを見つける。魔石について話してるのは2階テラスにいる貴族だ。俺はその下に行って、盗み聞きする。念の為魔道具で記録もしておく。この魔道具は俺のお金から出ているけどいい情報があったらお金は返してくれるって。
座って盗み聞きしていたら、一人の女性に話しかけられた。
「リーラ・スプラです。アルフくんですよね。お時間いただいても?」
「勿論です」
「場所を移して話したいのですが」
「わかりました」
俺は「聴力強化」に一層魔力を込めてもっと聴こえるようにした。ちょうど話が終わったのか、お酒を入れ始めた。でも、ここだけら聞きたい。
着いたのは反対側のテラス、こいつ〜マジで嫌味か?
「で、なんですか?あいにく忙しい身なのであまり長話はしたくないのですが」
「残念です。こちらは娘のルーナリア・スプラです。よかったら仲良くしてくださいね」
「……」
「ルーナリア・スプラです。以後お見知り置きを」
「こちらこそ、アルフ・グラートです」
俺はなるべく早く本題に入りたいのだがなかなか話さない。どうゆうことだ?なんで離さない。もしやこの女と話せと、絶対やだね。こいつの香水の匂い嫌い。それとこいつは騎士爵の人間だ。地位や金目当てなのは分かりきっている。それに俺は婚約するつもりない。次男が生まれたら俺は後継としての権利を剥奪するつもりだ。こんなのに毎回なんて出てられない。
ここからはもう俺じゃ無理だとわかった俺はもう夜になったのでカナとサナに録音をお願いした。2人は尾行とか上手いから大丈夫だろう。
『カナ、サナこれにちょうど魔反対の魔石について話している奴らの会話収めてきてくれ』
『了解』
『ご主人様のご褒美欲しいからやる』
これには苦笑いしか出てこない。
ここで笑ったらおかしいから笑わないけど、相変わらず作り笑いを貼り付けて話を聞いている。俺は話さないよ一言も、これじゃあいる意味ないけど情報に関してはカナ、サナがいるから大丈夫
こうして女の子の話にひたすら付き合う羽目になったのは言うまでもなく。
女の子に話しかけられていたおれは気づかなかったが、あの女の子の母親がいなくなっていた。これはまずい、足止めされた。と分かった時にはもう遅かった。いつの間にか連れてこられていたらしい俺の親は顔を見合わせていた。俺がそう簡単に変な人についていくとは思わなかったのかもしれない。
俺はこの後爆弾発言をされた。女の子は俺が言ってもない事を言っていたと嘘をつきだしたのだ。これにはさすがの俺もあせった。だって言ってもいないことを言ったことにされるんだよ。誰だって焦るよね。
「アルフ様はね私に好きって言ってくれたんだよ?ルーナリア嬉しい。それに婚約しようって言ってくれたんだよ」
「いや、言ってない。俺こういう人間嫌いだし。嘘ばっかり、言ってることが嘘ばっかりだったから俺飽きちゃった。ちなみに吹き込んだのはお母さん、あなたでしょう?俺こんな奴らに騙されないから。それに、俺の仕事の邪魔もされて、時間も無駄にされて俺もう帰るよ。さようなら、次会ったとしたら俺が俺じゃない時だよ」
俺はこう言ってテラスを去ろうとしたが両親に止められた。
「この子が嘘言ってるという根拠は?」
「じゃあ、こいつの記憶見る?幻滅するよ。顔がちょっといいからって調子乗ってる姿しか見えないから」
そういって俺は両親に「記憶転送」を使い記憶を無理やり見せてやった。
そこには親が底の女にいろんなことを吹き込んでる映像が流れているはずだ。男の子に気に入られて婚約をしてもらえるように仕向ける練習をさせている姿、あとはしぐさなどの演技の練習をしている姿、様々な映像が流れている。俺も見ているから同じなことに間違いない。
「……」
2人して黙ってしまっている。何を見せられていたかわからない母親は娘の可愛さなど色々な自慢をしている。ちなみにルーナリアには映像を見せておいた。だから今青ざめている。
たまたま通りかかったルカさんがこっちを見ながら通り過ぎようとしたので、助けてくれないと「転移」で送ってやらないとハンドサインで示せば助けてくれた。俺は小部屋にこもって話をしたい。
さすが王族主催のパーティー、招待された人はみんな王宮に泊まれるという特権付き。王族がパーティーに参加するのは2日目から、だから今日は大してあいさつもないし俺は子供だからという理由で免除されていると思う。邪魔だと言わんばかりにおいていれたもんね。
「あのーりゅ、アルフ君かりてきますね」
「ヤルウィ家の三男様?」
「はい、かりますね」
そういってルカさんは俺を連れ出してくれた。助かったー急いで向かった先は小部屋、ここは絶対防音の会談室みたいなところだった気がする。
「ルカさん、ありがとうございます。助かりました。婚約詐欺に巻き込まれて香水女と婚約させられるところでした。マジでありがとうございます」
「竜馬君がそれだけ言うってことは相当香水きつかったのかな?」
「ルカさん、嗅覚障害ですか?」
「私の家はお母さまが香水きつかったからあんまり気にならないんだよね。でもまあ、俺でも香水強いな~って感じたってことは相当強いんでしょ」
「マジで、嗅覚障害になるかと思いました」
「で、俺を呼び止めたのはこれだけじゃないでしょう?」
「よくわかりましたね。実はこの会場にあの事件の手引きをしたものが出席している可能性があります。それについて、話していた人がいたのですがあいつらに連れ出されて、今に至るって感じです」
「あーね。で、竜馬君は誰かに聞いててもらってるってわけ?」
「ご名答、俺も避け入れる前までは聞いてたのでわかりますよ」
「教えて」
俺はあの怪しい人たちから得た情報をルカさんに話した。
内容はかかわってる国と、被害国、この国で手引きしている代替の人物、名前はわからないが顔のデーターならある。それらを話していく。
かかわってる国はスプールド共和国、ルーレライノム国、レーティー帝国、ステラ皇国、被害国は俺のいる国ダイカ、グリュアーノ、ウェアラージュ帝国だ。この国で手引きしてるのは金で釣られてだろう騎士爵の人間と王族に恨みを持っている元王族の公爵だ。まあみんなこの国に恨みを持っている人間だ。なんと醜い人たち、
「あーやっぱりか。そうだよね。恨み持ってればこうもなるよね。でもこれでこの貴族を罰せる。君は優秀だね。魔道具で記録してるなんてね~そこまでしてるとは思わなかったね。で、君が王国に提出してね。頼んだよ」
「で、これは俺が王国に提出するなら、後で面会以来出さないとだな~」
「ふぁいと~」
そういって、面会の予約に仕方を丁寧に教えてくれる。俺はやらない予感満載!ちょっとくらい手伝ってよ~
ルカさんと会話をして終わった。まあ一日目は収穫ありかな?二日目は一番めんどくさい日、頑張るぞー
「頑張って出してくるんだよ」
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