第23話 新たな情報

「ん」


 お、きっかり1時間だ。また情報探し開始しますか。ルカさんは爆睡中


〈10時間後〉


「私寝てました?」


「うん、ぐっすりたっぷり11時間くらい寝てた」


「え?今なんて?」


「だーかーらー、ぐっすりたっぷり11時間寝てた。って言った」


「はああああ」


少しして自分がすごく寝ていたことを理解したらしい。それと気になる情報の束が増えてたからかな?叫んでた。誰かここにきちゃわないかって心配だった。


「で、竜馬くんは?」


「え?」


「睡眠時間」


「ひ、み、つ、です」


「寝てないとか言ったら椅子に縛り付けてでも寝かすけど」


 やだー絶対11時間以上縛られるじゃん


「寝ましたよ」


 得意げにそう答えた。これでどのくらい?っていわれてらなんて答えよう?5時間くらい?って言えばいいかな?


「どのくらいの睡眠を?」


「5時間くらいですかねー」


「嘘つかないでくださいね。嘘ついたら魔道具が教えてくれるよ」

 

やだ、やだ縛り付けられる〜ルカさんの笑顔が怖い〜


「えー、言ったら縛り付けないでくださいね。1時間です」


「君は寝てたらいいよ。あとはやっておくから」


「いや〜」


「寝ろ〜」


 ロープを持ったルカさんに追いかけられ、追われる俺は体力が持たなくなってきたので「隠蔽」を使うことにした。魔法を使ってどうにか逃げていたところに部屋に入ってきた人物がいた。


「二人とも大変!魔法が使えない!」


「ん?」


「は?」


「えーとね。俺使えてるんだけど」


「規格外の人が試しても意味ないです」


「あーほんとだ〜なんにもつかえないや」


 ルカさんはそう言って魔力を出したりしまったりしていた。なんか魔力がどこかに流れて行っているような……


「ルカさん、魔力を放出しないでください出した魔力はどこかに向かっています。完全に魔力を制御できる人じゃないと流されます」


「どう言うことだ」


 俺は魔力を目視できることを説明し、それでルカさんが魔法を発動させようと魔力を放出したのを見たら魔力がどこかに吸い込まれるようにどこかに行っていることを伝えた。


 その魔力を追ってみようと答えられたのでみんなで魔力を追ってみることにした。


 外に出ればみんなが魔法が使えないことに疑問を持っているのか沢山の魔力がどこかに向かっている。これならいく場所は簡単だね。


「紗理奈、このことについてなんか知らない?」


「これは、隣に住んでたおばさんがよく聞かせてくれたお話なんですが本当にあった話とは思えない話で…でもどこか現実味を帯びていて、怖い話です」


 いつものように農作業をしていた農夫が違和感のある魔石を見つけた。その魔石をみつけてから一週間くらい経ったある日、魔術が使えなくなった。この日を境にいろいろな事件が起こるようになった。そんな日常が続く中、ある領地が罪を犯した。その罪は決して許されるような内容ではないゆえに他領に濡れ衣を着せた。幸い逃れた罪だが、まだ逃れ切った補償はない、と不安を募らせていた。しかし数日後なんらかの理由でこの領地の住民は一人残らずこの世から去った。その後はその繰り返しだ。最後の領地、最後まで生き残った領地だろうか?その領地も濡れ衣を着せられたことで貧困が激しい。だが他領がないため頼れない。という理由でこの世を去る直前、その領地には祝福が降ったと、それによりこの領地だけは助かった。


 こんな話知らない。少なくとも貴族の間では広まっていない…


「知らないけどそっくりだ」


「私のお母さんも知らないと言ってました」


「このお婆さんはこの辺に引っ越す前に隣だった人なのでどのくらいそこに住んでるのかわからないんです」


 なんかこのお話すごいな。作り話にしてはちゃんとしてるし、現実の話にしてはあったこととは思えない。


「ねえ、そのお婆さんってどんな人なの?」


「えーと、いつも杖を持っていて、大体ローブに身を包んでいる人です」


「誰かに見つけてもらえないかな?」


「そうか、拗ねてる快斗に探してもらおう!」


『快斗起きてる?』


『なんですか』


『人を探してほしい』


『はいっす』


『この人を見つけて』


『了解』


 これでおばあさんに関しては大丈夫かなぁ。後はこの魔力を追っていかないとだな。


 俺たちは魔力を追ってあるところに辿り着いた。ここは?


 辿り着いたところは隣国のステラ王国この国はどんな種族でも受け入れる国だ。だから他種族で形成されている。一部での話ではあるが……


 ステラ王国はエルフやハーピー、ドワーフ、精霊、獣人などの種族でできた国であり、人間も仲良く暮らしていると言う国なはずだ。あくまで噂なので本当かどうかはわからないが、本当ならいい場所だな。


 この国がなんか悪いことしたかな〜唯一この国の悪いところは魔属性持ちを全て魔物のように扱うことかな。これで反感を買っても何にも言えない。他に身に覚えがない。


 もしかしてさっき聞いた話、は世界規模のことなんじゃないか?それも記録に残らない位昔の出来事なんじゃ。この考えはあり得ないと打ち消す。


 そしてあのお婆さんの謎が深まっただけだった。あの人は何者?の前に何年この世にいんの?って言うのが知りたい。


「えー、ここからステラ王国なんですけど…魔力の行方調べます?」


「えーと、ここは空気を読んで紗理奈ちゃんと竜馬くんで」


「「一人で逃げるんですか?大勢いた方が安心なんですけど」」


「ほら息ぴったりだしさ」


「理由になってないです」


「これに行かないなら魔王領に一人で行ってきてくださいね」


 魔王領の件については後ほど詳しく話そうと思う。


「えーと、じゃあ行きます」


 これで抜け駆けはなし!


「隠蔽」


 姿を隠して出発する。同じ人が魔法をかければかけてる人同士が見えるが個人個人でかけると仲間が見えなくて不便なのだ。


「姿は見えないので安心して歩いてください。でも声は聞こえるのでなるべく喋らないように」


「了解」


「わかった」


 ここは王国、念には念を入れておくに越したことはない。だから、姿を隠して裏路地を通っていく。魔力の行き先は俺の予想だと城、真ん中に向かって動いていく魔力が気持ち悪い…


「うっ」


「大丈夫ですか」


「竜馬くん」


「いや、魔力を目で追ってたら気持ち悪くなっただけだから大丈夫」


「休んでから」


「いいよ。大丈夫、みんなの足手まといになるから」


 俺は限界を迎えるまで我慢することにした。突然気持ち悪くなって頭が割れるように痛くなった。これじゃあまともに戦える気がしないが最後は転移でなんとかする。魔力操作は沢山頑張ってきた。だからきっと大丈夫。俺ならできると思いながら頑張って平常心を保つ。


「これは宣戦布告かな」


「俺もそう思いました」


「私も思います」


「攻撃しても問題ないんじゃないかな」


「それは流石にこちらが悪いことになってしまうからね」


「ダメだね」


 俺たちが辿り着いた時、城に待ち受けていたのはたくさんの兵と謎の大きな魔道具。この魔道具は…俺の頭痛の種だ。この道具から何か違和感を感じる。でも、他の人は感じていない。兵の人もルカさんも紗理奈は感じたようだ。頭を押さえている。


「うっ」


「ぐっ、痛い」


「君たちどうしたの?痛いってどこが?これは子供だけが感じるものではないはずだよ。この国の子供は感じてなかったから」


「頭、頭が、痛いです」


 俺はなんとか声を出して返事をする。そろそろ引き時か……


「そろそろ、かえ、ろう」


「賛成だ」


「転移」


 俺は思いっきり魔力が引っ張られる感覚を感じ、自分と紗理奈ルカさんの体に魔力を纏わせる。ここで俺は力尽きたらしい。転移した時にはもう現実世界に意識がなかった。


《神界にて》

「竜馬くん、あんなところでよくこんなに耐えたよ。あの魔道具は魔力が多い人を探すための魔道具でね規格外の人なら耐えられないはずだよ」


「そうなんだ。俺頑張ったんだね」


「で、問題なんだけど体はダメージなかったんだけど、精神というか心というか魂というかなんというかね。それが傷ついてて体に意識が宿ってないの。精神と心は大丈夫そうだから魂が傷ついてるのかな。私には判断できないから女神様のところに行ってきてくれる?今、元婚約者にいじめられてるから」


「わかりました」


「じゃあ行ってらっしゃい」


 俺の体はいつの間にか別の部屋にきていた。それはいつかみた。あの殺風景な部屋だ。その隣のドアが開いて別の部屋が見えているけど、中から声が聞こえる。


「もう来ないで」


「愛しのシア」


「私は忙しいので」


 わって入りずらいけど、ローレシアが困ってるから助けるか?


「あの」


「私とシアの大切な時間を邪魔したのは誰かな?」


 うわーこの人俺に荒か様な敵意向けてるよ…俺どうしたらいい?一応ローレシアと会うのは二回目だけどどうしていいかわかんない。


『ローレシア、俺ここにきちゃまずかった?理由があって体に戻れないんだ。助けてくれ』


『竜真くんちゃんと治してあげるから、この人に私は俺のものだ宣言してくれない?』


『えーと、遠慮したいですけど。ローレシアが困ってるなら助けてもいいよ。ただし言う言葉はローレシアが考えてね』


『じゃあ、シアは俺と契約してるから君には奪えないよ。それに俺の女神様を奪われちゃたまんないな』


「シアはオレと契約シテルカラ君ニハ奪エナイヨ。ソレニ俺ノ女神様ヲ奪ワレチャタマンナイナ」


 棒読みで見事読んでみせた。これじゃあ説得力ないな〜自分でわかるもんな。その時点で終わってる。まあ、もっといいことしてあげるから我慢して


『ちょっと』


『まあ我慢して』


「シアはね、俺の事を助けてくれたオネーちゃんなんだよ。だからシアは俺のオネーちゃんなの!おにーちゃんはシアに触んないで」


 そう言ってローレシアに抱きついた。流石にこれには驚いだのだろう。ローレシアの目がまんまるだ。まあこいつを追い払って早く治してもらうためだ。どんな手でも使うさ。子供ならではの戦い方だよね〜これちょっと大きなったら使えない手じゃん


「ならこれは貴様から俺への宣戦布告と見ていいのだな」


「せんせんふこくってなーに?」


「うっ」


 可愛く言葉を知らないフリをすれば追い出せる作戦!通じてくれ。これ以上誤解を招くことはしたくない。


『絶対宣戦布告の意味知ってるよね』


『うん、勿論知ってるよ』


 契約のおまけでついていた通話するための魔法を使う。これならあいつにも聞こえない。


「おねーちゃんとおにーちゃんは婚約してるんだ」


「シアおねーちゃん好きな人いないって、だから婚約もしてるつもりはないって言ってたよ」


「貴様ー」


 神様は顔を真っ赤にさせていた。一方ローレシアの場合は思っていることを言われて驚いたのかまためがまるくなっている。


 そろそろ諦めてくれないかな?


「今日のところは許してやる」


「今度会った時は容赦せんぞ!」


 そう言い残して帰って行った。あーあもうめんどくさいね。あんな性格だから嫌われるんだよ。神よ自覚しろ、凡人な人間の俺が言えることではないけどここは仕方ないと思う。本当にめんどくさかったから。


「で、婚約者ってのはどう言うこと?」


「あの人は人間だった時の婚約者」


「へえ、まあいっか。とりあえず俺の魂体に戻してほしい」


「分かった」


 そう言ってローレシアは魔力を俺に振りかけた。そしたら体が光って魔力が吸い込まれていく感覚があった。


「魔力をちょうだい」


「どうやって」


「私は、手をつなげば魔力がもらえる。誤差は0.05ほとんどないから安心して」


「ああ」


「これでやっと竜馬くんと話ができる」


 それが目的だったか〜でも、ローレシアがいてくれた方が安心できるや。


「じゃあ、体に魂返さないとね」


「また声で」


 そう言った瞬間俺の体がどこかに吸い込まれた。正確には魂がかな?


 目の前にあった若い少女の体は無くなって代わりにいつもの光景が映っていた。


「竜馬くん」


「やっと起きた」


「俺ってどのくらい寝てたの?」


「二週間」


「はい?」


 俺は思わず聞き返してしまった。


「二週間」


「そ、そんなに?」


「うん、そうだよ」


「体大丈夫?」


「頭痛くて数日間動けなかった。竜馬はもっと酷い」


 俺のことを心配してくれてるみたいだ。みんなありがとう、でも、もう大丈夫だよ。幻覚の声が聞こえること以外……あの神が俺の体に戻ったら聞かせるようにしていたらしい。ずっと「シアは俺のものだ。子供にはわかんない絆で結ばれてるんだって」言うけどさ、お前がベタ惚れしてるだけだろっちゅー話。俺を巻き込むなーそれと、ローレシアさん俺はもう助けませんからね。それだけは言っておきますよ〜


「俺はもう大丈夫。親はなんか言ってた?」


「「無茶するから〜」って泣いてた」


 心配かけたらしい。


「一応冒険者の件は伏せておいた。これなら問題ないでしょ?あと、起きても戻ってこなくていいって。竜馬が心配だから帰ってきて欲しいけど、調査してくれるなら国のためになるからって言ってた」


「ああ、調査頑張るって伝えといてくれ」


 俺は転移できるが、これは人に話さないに越したことはない。ルカさんたちはそれを知っていてここでは話してない。後でギルド長室に行ったら聞かれるだろう。まあ平気かなこれは…


「調査の協力をお願いします。これは報酬もつく。国家もんだいになったからうまくいけば爵位がもらえる。頼んだよ」


 って言われてもねえ……って感じ?爵位いらないし?金も足りてるし?


 じゃあこれからも調査頑張るぞー!おー!


 調査を進めていればいつの間にか3ヶ月が経っていた。俺に指名依頼が来た。パーティーメンバーがいるなら連れてきていいと書いてあったので時間があれば一緒に行こうと思う。紗理奈にはまだ言ってないけど、集合場所はこの前の屋敷。確か5日後だったかな?まあゆっくり行けばいいよね。


 ということで、とりあえず調査を続けることになったのだが、あの魔道具を調べなくちゃいけない。だから魔石に魔力を移してから行こうということになった。念のため魔力は持っていくけど魔力をすぐ使えないのは痛いな。


「調査の準備してきてくれ」


「はい」


「了解です」


 魔力を移す為に別室に移動する。ルカさんは俺たちを追い出してやるって言ってた。紗理奈と二人で仲良くやるからいいもん!みんなでやりたかったけど…


「魔力が混じるって意味わかる?」


「分かんない」


「どうゆうことなんだろう?」


「分かんないね」


 魔力が混じりたくないんだって、魔力が混じるっていうのよくわからないけど悪いことじゃないと思うんだよね。俺の憶測ね。紗理奈もわかんないらしいから。


「じゃあ、やろっか。これが中身のない魔石ね。この袋に自分の魔力入りの魔石を入れて」


「うん」


 魔力を魔石に移しながら話をする。


「紗理奈って魔力どのくらいあるの?」


「わからない」


「ステータスみていい?」


「すてーたす?」


「うん、ステータス」


「わかんないけどいいよ」


 俺は魔眼を使ってみる。これは……すごい。紙にうつそう。俺もステータスって人のをフルで見たことないな。多分…


ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

紗理奈

レベル:5/200

性別:女

体力:430

魔力:9609572

属性:聖 水 炎 雷 命

年齢:5

素早さ:1352

防御力:106

〈スキル〉

体力上昇、蘇生、治癒、スキル習得、エリアヒール、魔眼

〈称号〉

癒しの神の加護

〈職業〉

冒険者、メイド

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー


 できたかな。うん多分間違ってない。


「すごいね。これは才能だろうな。こんなにすごい人初めて見た」


「そうなの?」


「魔眼ってスキルあるでしょ?そのスキルでステータス見れるから見てみなよ」


「うん」


 喋っているうちに魔力の半分くらいを魔石に移せた。紗理奈はもうほとんど残っていないだろう。これで多分頭が痛くならないかな?俺はわかんないけど……


「じゃあ、そろそろルカさんのところに行こうか」


「行こう!」


 ノックをして返事を待たずに部屋に入る。もう終わっていたみたいだ。椅子に座って書類を整理している。


「君たち見事に魔力が混じり合ってるね」


「魔力が混じることとかあるんですか?」


「竜馬君みたいなバカはわかんないかもしれないけど紗理奈ちゃんは分かるよね」


 すると紗理奈はゆっくりと口を開いた。


「なんか魔力の流れが早いです」


「だってよ。わかんないの」


「わかんないです」


「あちゃー鈍感だね。というか竜馬くん魔力抜いてきた?」


「使っても人間じゃないんじゃないかと怪しまれない魔力の半分抜いてきました」


「それはほとんど抜いていないのと同じじゃないか。まあ本人がいいならいいか」


「魔石を消費し切ったからもう入れるのがないんですよ。ギルドにある魔道具に注いでもいいんですよ」


「魔道具壊されそうだからヤダ。そして魔石は私ももうない。諦めてくれ」


 俺はもう諦められてしまったらしい。まあ、いいんだけどね魔力全部抜くのにどのくらいの魔石が必要かもわからないしね。


「じゃあ行こうか」


「頭痛くなったらおしまい」


「そうだな」


 俺もそれには賛成だ。これ以上体を酷使したら壊れてしまいそうだ。あの頭痛は二度と耐えたくない。


「隠蔽」


「転移」


 転移してすぐに城に向かう。今日は昨日より大丈夫だった。でもまだ城までは結構ある。だからなんとも言えないんだよな〜


「みんな平気かな?」


「「平気」」


「じゃあ城の前にあった魔道具をこの魔道具で複製したら帰ろう」


「はい」


「兵器複製機ですか。なんで持ってるんです?それとこれもって転移したくないですよ」


「まあいいじゃないか」


 俺は仕方なくその装置を運ぶことにした。まあ転移して今日は終わりだからね。それほどキツくはなかった。頭が痛いのと吐き気と眩暈、などなどまだまだある症状はなくなっていない。


「複製」


「転移」


 複製したら即座に転移したのだ。これでOKかな。あとは解体して中を見るだけ!頑張るぞー

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