ラーメン屋で起きた珍事。コメディだが、ある意味で幻想的であり、現実的でもある小説である。何がどうなっているのか良く分からないが、理解せずとも良いのでは?だって、もし私や貴方が現実にこの店にいたとしても、犯人のその後を知るよしはない。せいぜい翌日のニュースで「そうなのかー」と頷くだけである。……ということは、これは過程を楽しむ小説なのである!!