行間の詩

霧這

性善説が後ろ指刺して微笑んでいる

 どうせ疎遠になるんだから思いっきり変な奴を演じてみた

 オカルト、厨二…嫌われる要素を沢山盛った

 嘘をつく癖もつけたし、好かれたいを殺した

 次に家族からも嫌われようと計画を試みる

 頭痛が消えるかと思ったから薬を飲んだ

 心を空にするタメに換気をした

 行間を読むように未来を考えるなんて変ですか

 爛れた胃が下痢を起こして、焼けた皮膚に消毒をするようなもの

 「何かが喉につっかえるんです。じゃあ刺してください。嗤いながら、……ほらこの枝で刺してください、僕の喉を!

 空気読めません、見えないから掴めません。それを馬鹿にしても良いでしょう、笑顔になるなら…」

 そんな性善説なら要らないから、僕は性悪説を晒して生きて行きたい

 優しさを押し付け近づかないで下さい

 心を埋める物は、もう薬しか無いのですか?

 リセットボタン、押し損ねる

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行間の詩 霧這 @Sachi8hyA9sya7

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