第18話、反乱分子

ライトゼネレーションのメンバーは今は単体行動がほとんどになった、先の魔王軍との戦いでは僕とアジン以外敗北という結果に終わった、より強くなるため、オメガプランの情報集めのために世界に散った、一応止めたが、一週間音沙汰がなければ僕も動くことを決めてひとまず了承した、


「全く勝手な話だよね、みんな」


僕の部屋の地下には30人の家族がいる、彼女たちもれっきとしたアジンたちと同じ家族だ、


「みんな、アジアたち頑張ってるらしいよ、仲間も300人になったって」


アジアは不治病レベル3下までなら直せるようになった、あれはアジアにとって忘れられないだろう、


あれは、オメガプランの組織に囚われていた、不治病の子たちを助けるために研究所に襲撃したとき、


「アジン、先にいけ、ここは僕が一人で片付ける」


「了解」


二人だけで襲撃した、


「こ、これは」


アジンの前には今にも死にそうな不治病の子がいた、レベルはおそらく3上、今やらないと4になってしまいそうなくらいに肉片が崩壊している、


「ク、いますぐ私が、、ハーーーーーー」


アジンの魔力が不治病の体に入り魔力を正常にさせる、


初めは順調だった、しかし初めての治療、魔力を送り続けるのは、自身の疲れを大きく早める、初めてのこと、さすがのアジンでもミスをしてしまう、


「しまっ!、クー」


僕がついた時には肉片が暴走してしまっていた、なんとか魔力暴走を止めようとしたが無理だった、


「私が、あの時やらなければ」


「アジンのせいじゃない、僕でも失敗したかもしれない、それにその時にしないといけなかった、君は間違ってない」


 その翌日だ、みんなが僕の元から離れたたいと言ったのは、


「懐かしいよねみんな、もうあれからかなり経つのに、ごめんねぇまだ組織の名前しかわからない、でもなんか、今から始まる気がする、ストーリーが大きく動くそんな気がするんだ」


 アジン


あの時私は、ミスをした、ライトの元に急ぐべきだった、そうしたら助けられた、


でも、私が、彼の隣に立ちたいから、思いを優先してしまった、私はまだ弱い、だから彼の元から離れる、彼はもう15歳、


きっとあの頃よりすごく強くなっているのでしょうね、


 魔剣士学園、


「まぁ、友達なんて、できないよな」


あの後、学校側が僕を再検査したけど、結果は僕が頑張ったからまた3組だった、それでいて体術では1組より上の成績をとった、間違いなく努力の人間として僕を認識した、


「あの、グッド君だよね?」


「?あなたは、2年の、、、2組ですか」


二年生、しかも2組これは、、、


「ごめんね、私ファミ、ファミ・トラミアム」


ファミ家、このブランド王国でそれなりの貴族だな、


「それで、ファミ先輩僕になんのようですか?」


「学校が終わったら、ここに来てほしいの」


「、わかりました、」


「約束ね」


この学校では1組による差別をなくそうとする派閥がある、おおむね昨日僕が1組の奴らを倒したせいで派閥に引き入れたいと言ったところかな、まぁ聞くだけ聞こうかな、


 待ち合わせ、


「それで、話とは ファミ先輩」


「私たちの派閥に入ってほしい」


「唐突ですね、前振りがあるかと、理由はなんですか」


「あなたが強いから、3組は資金援助や研究時間全てにおいて1組から冷遇される」


「それは仕方ないと思います、1組の人は確かにいい方たちではないですが、力は確かです、お金を出すならそうしたほうがいい」


「あなたは王族だからそう言えるの、私たちみたいなコッパ貴族は学校で認められないと、騎士団や研究員になれない」


「3組だからって、騎士団には試験を合格すればなれます、研究員だってテストして受かればなれる、何もわざわざ推薦を取らなくても」


「研究員は、知識があっても、1組のほうが優先される、そんなのおかしい」


「確かにそうです、でも僕は国や学校にそこまで期待していない、国としては戦ってくれるものがほしい、3組は魔力、才能が低い、国にとって優先すべきなのものを取り立てる」


「あなた、王族でしょ、そんなこと!」


「王族だからですよ、人間とは、楽に楽に楽になろうと努力します、昔はもっと酷かった、今は学校を卒業すれば大抵の仕事につける、騎士団は無理でも、指導員や、補佐員、たくさんあります」


「でも、私たちだって、初めから諦めるなんてしたくない、私たちだって騎士団になりたい人もいる、私は研究員になりたい」


「なるほど、それでどうするんですか、生徒会もしくは学校側に伝えるつもりですか」


「魔法が強いからて、私たちが否定されるなんて、許せないだから学校側に伝えて、当たり前の平等という権利を勝ち取る」


「随分と、乱暴な言葉ですね」


「そんな言葉を出したいくらい嫌気が差してるのさ」


!なんだこの魔力は、グットの後ろから気配を感じた、この魔力間違いない、闇の、


「あなたは」


「私は3年3組1番、クソダ・ジン、この派閥のリーダーの1人だ」


なるほどこいつが、


「ジン先輩、すみません、グットくんは、、、」


「そうか、チ、これだから王族は、失礼します」


何か起こるな、そう僕のテンプレ反応が信号を流した、


 ライトの部屋


考えることは多い、まずは、、、


主人公キャラの候補がわからないことだ、最近手指がずれてるように感じるが僕はあくまで主人公を助ける実力者だ、


レッドのやつがいいやつなら可能性がある、兄上たちの可能性もある、この先のストーリーはおそらく学内で反乱が起きる、それを主役がさっとやっつけるが、あの三年のジンって人が、薬で強くなり苦戦する、


そこに現れるは主人公を助ける実力者!


これしかない、しかし未だ主人公キャラらしきやつはいない、強いて言えばトランペ先輩くらい、でもあの人が主人公だったら弱すぎるしなー、


まぁ、主人公ならなんとかするでしょ、


 ・オメガプラン・

「作戦を開始しよう、」


「フン、せいぜいいい操り人形となるのだ、」


「この世界の浄化のために」


不敵な笑みを浮かべる、12人の姿が影へと潜る、

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