第6話、プライド
「レッド・バルト君とグッド・ブランド君、初めて」
「一瞬て終わらせてやる!」
レッドが素早く剣の攻撃する、
これに反撃なしだと少し厳しいな、受け流しにくい、さすがレッド家、
「ルーシュ、グッドはどう思う?」
「トランペ君、君との戦いでは彼も攻撃していた、でも今の彼は、絶対勝つと言うのがわかる」
まぁ、反撃したらすぐに終わっちゃうだけなんだけどね、さてそろそろ、
「なに!」
攻撃開始だ、
「レッド君、君は自分の攻撃に自信があったようだけど、必ず君は剣を持ち直してから攻撃する、僕はその瞬間を狙ったんだ、このままいく」
まずい俺が、グッドなんかに負けるなど、俺の初の決闘が、黒星だとぐ!
「ガーーーーーー、」
ポタポタポタポタ、
「キャーーーーーー!」
「まさか、」
レッドは自らの腕を犠牲にしたんだ、
「お前、何考えているんだ、バルト!」
「黙れ、貴様に負けるくらいなら、腕一本無くした方がマシだ、」
なんだこいつ、プライドが高いなんてもんじゃない、もしかして親からの愛情がなく育ったのかな?勝たないと誉めてくれないとか、僕がもし同じことしたらきっとすごい叱られるな、
「なんで、なんでそこまでするの、」
「レッド家は今一番の貴族なんだ、僕が負けるわけにいかない、」
ん?なんだこの気配まさか!
「レッド家よ、死ね!」
狙いはバルトか、
「バルト君!」
グッドの体に綺麗に剣がはいり、血飛沫が上がる
「プシャーーー」
「グッド?なんで、なんで俺なんか助けたんだ」
「ち、邪魔が入ったか。まぁいい、現王族のブランド家の三男を殺した、次はお前だ、レッド家次男レッド・バルト、」
「あまり調子に乗ってはいけませんよ、ここは腐っても皆魔剣士なんです、私はグリーン・ルーシュ」
「同じく四代貴族、ブルー家、長男ブルー・スザク」
「僕はレッドやグリーンのような代貴族ではないけど、少しは手伝える、グッド君の敵!」
あーなんていい人なんだ先輩、それにしても珍しくあの4人が協闘するのか、でも、流石に厳しいな、
「先生、我がグリーン家が直々に命じます、今すぐ生徒を連れて行き応援を、」
「でも、、、わかった、絶対無理しないでよ」
兄上完璧超人のあなたのミスは警備をつけなかったことです、あーこのまま先生たちに連れられてしまったら助けに行けなくなってしまう、プリーズマイクローン、
俺のクローンだ強さは変わらないでも欠点がある、人間の脳は体を二つ完全に動かせるほど器用じゃないから、
でも、あいつだけならなんとかなるな、
「ハーハーハー、クソ、魔力が」
「何言ってやがる、俺なんてさっきグッドに切られた左腕が魔力で回復しきってないんだぞ」
「フー、くるしそうですね二人とも、僕に、ルーシュに任せてくれて構わないよ、今すぐ尻尾巻いて逃げな、」
「来ますよ」
「調子に乗るなよ魔剣士に毛が生えたくらいのガキがー」
魔力が解放された、
「なんで魔力、魔剣士のランクで言うならBランクはある、」
「早い!」
四人が受身をとる、
「カキーン」
剣がぶつかる音が響く、
「な、何者だ貴様、」
純白を纏いし者、純白のタキシード、
「我が名はライト、」
「ライト、貴様ダイヤモンド王国の姫をさらい救ったと偽ったやつ、」
「貴様らがそれを信じようが信じまいが構わない、我らは我らの正義を貫く者」
さて、剣筋は全く違うものにしないと、少し厳しいな、
「フン、貴様も殺して俺の手柄にさせてもらう、」
「やってみるがいい、」
美しい剣筋が荒々しい剣筋を圧倒する、
「何者だ、俺の剣が全く届かない、だが俺が攻撃している間は貴様もできない」
「加勢します」
ルーシュが斬りかかる、
「邪魔だ、貴様から先に殺す」
鋭い剣がルーシュに斬りかかる、
「ふせろ」
ルーシュが剣を避けた、
「何してるそれでも貴族が動け!」
その言葉に連なってレッド達も斬りかかる、
「邪魔だガキが!」
魔力風圧、
「構えろ!」
ライトの声により風圧を耐えた、
「いまだ一気に畳み掛けろ」
四人の剣が突き刺さった、
「グゥアーーー、馬鹿な俺がこんなガキに、貴様らが」
「よくやった若き魔剣士たち」
?強い馴染みのある魔力を持つものが近づいてくる、この魔力は、
「貴様、何をしている」
やはり兄上、ブランド王国第一王次ビルトン ブランド、
「我らの敵を屠っただけだが」
「貴様は何者だ報告では、ダイヤモンド王国の姫をさらい救ったと偽ったと」
「貴様らがどう思おうが私には関係ない、我らの正義を貫くもの」
「そうか、だが立場上君の素性と詳しい話を聞かなければならない」
「それは任意ですよね」
「任意だ」
「断ったら」
「ここから返すわけにはいかない」
任意ではなく、強制だな、少しだけ戦うか、
「シュン」
ライトの剣がビルトンに斬りかかる、
「危ないなー、それは職務妨害だよ」
ギリギリで防がれた、
今の僕では流石に兄上には勝てるかどうか、今の分身では、
「考える時間など与えんよ」
「流石、ブランド王国最強よ」
この速さ、重さ、魔力量、全てSクラスの実力、
綺麗な剣、純粋な剣だな、ライト、
「剣とは対話だ君がどんな人物か少しわかった、でもだからといって君を逃すわけにはいかない」
「こちらも本気を出そう」
側から見たら互換に見えるだろう、だが違う、互換にしているのだ、ビルトンにはわかっていた、ライトとは力の差が大きく開いていることを、力を加えても、スピードを上げても、魔力を剣に込めたとしても、ライトの剣はそのまま動かない、動かせない、
「君は一体何者なんですか、それほどの力なら姿を隠さなくてもいいはず、何が目的なんだ?」
ビルトンが高速に近い速度で動き剣で攻撃する、しかし軽々と受けられる、魔力の斬撃も容易く避けられる、一見互換に見えるが中身は全く違う、
「なんてやつだ、ビルトン様と互換なんて!」
「こんなやつが、いるなんて信じられない」
あいつら、俺以外わからないだろどんなに工夫を凝らしてもびくともしないこの恐怖が、
「く、全力を出しますよ」
ビルトンの魔力が高まっていく、
「雷帝剣!」
雷を魔力で作り、体に纏わせる、相当の魔力量、金髪の髪が黄金に輝く、
「くらえ、我が最大の奥義!」
最高の速度がライトの剣に衝突した、まるで雷が落ちたかのような響き、
「すごい力、これは押し負け」
ビルトンの体から雷の魔力が放出されライトに直撃した、
「ん、いい力だ、提案がある」
「なんだと」
「今ならこれで終わる、私を見逃してはもらえないか」
こいつの力は本物、凄まじい力と魔力量、あれだけやってこれとは、しかもまだ全力ではない、これはまさか、魔王レオンハート デーモンよりも、やつとは一度剣を交えたがここまでの力の差は感じなかった、
「構わないぞ」
「何をビルトン様」
「わかりませんか?我が組織『ライトジェネレーション』がいつでもブランド王国を攻めれるようにしている」
まぁそんなことしてないけど、こうでも言わないとプライドが強い奴らは引かないからな、
「では、またいつか会う機会があれば、次は戦うのではなくあいたいものです、でわ」
奇襲者を連れて去っていった、
「ライト、、、自分の正義を、貫く者」
アジン達の小屋
「今日もきたぞみんな」
「マスターそいつはなんですか?」
「こいつは不治病の元凶、仮名、ダークリニュリオンとするやつに関係していると思われるやつだ」
『ダークリニュリオン』て意味知らないけど、
「なるほど、我々にそれを、吐かせろと、、、」
「任せてもいいか?少し心配だ」
「大丈夫だよ、マスター私が作ったこの魔力封じは最強なんだから」
こいつは、スェーミ、やばいほど頭がいい、俺がいた世界のもの全て実現可能と言った、頼むから核なんて作らないでね、
「では任せた」
さて、今日も、、、彼女たちにあいに行こうか、今日の話を聞いてほしい、
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