第5話、卒業試験
今日僕はこの幼稚魔剣園の卒業試験だ、この試験は実力が近いもの同士が木刀で本気で戦う1人3勝したら卒業試験合格する、僕はこの試験でギリギリで合格したと言うのはをやりたい、
まあ、合格したところで、15歳になるまで、学園には通えないんだけどね、
「はい皆さん今日は卒業試験です、全力で頑張りましょう、」
「はーい、」
まず最初は、今まで何かと僕にちょっかいをかけてきた、レッド・バルトだ、正直僕はあいつをやっつけてやりたいとも思うが、僕はそんなことで夢を台無しにはしない、まぁ『僕の唐揚げに牛乳をかけてきたこと』は流石に許せなかった、僕の『高級靴を泥だらけにされた』ことより、僕があげた『プレゼント(泥団子)を踏み潰された』ことよりも悲しかった、だから俺は『あいつの牛乳に下剤を入れてやった』
「第一試合、レッド・バルト君てミルズ・マウス君、初めて」
「一瞬で終わらせる」
レッドの剣がミルズの剣を飛ばしてすぐに一本とった、
「次はブルー・スザク君とグリーン・ルーシュ君です、」
「キャー、ルーシュ様、頑張ってください、応援してます、」
この試合は見応えがあるなんせ僕をいじめてきたやつの試合なんだから見てろ、俺が受けた三年の恨み見せてやる、
「初めて」
ブルーがグリーンの剣を弾こうとする、
「その手には乗らない、]」
グリーンが剣を下げて体を横にやる、
「しまっ!」
ブルーが急いで剣で守ろうと腕を動かそうとした、
いまだ!、僕はブルーの腕が動かないように透明な魔力の糸で結んだ、
「な!」
そのままグリーンが一本取った、
「危なかったよ、最初の剣鋭くて避けるのギリギリだった、でもスザクもあの時諦めなければ剣で守れたよ、」
グリーンは親切で言っている、だが
「ふざけんな、そんなことわかってるよ、でも腕が動かなかったんだ」
その通り僕がやったからね、
「何?負け惜しみ?腕が動かなかったて、怖かったんでしょ、情けない」
「お、覚えてろよルーシュ!」
ブルーはレッドのところに戻っていった、
よーし僕の番は後30分かそれまで何しようか、ん?
「マスター、報告があります」
「どうしたの何かあった、シャスチ?」
彼女はシャスチ、あの時アジンが連れてきた不治病の子だ、
「実は、、、、、、、」
「ほー、わかった、僕に任せて一人で大丈夫ありがとう」
「光栄です」
さてそれじゃ動くとしよう、
「次はグッド・ブランド君とマルス・トランペ君です」
「はーい」
今回のこの試合の目的は、、、『かっこよく負ける!』
「初めて」
二人の剣がぶつかる、
「いまだー、」
トランペ君が僕の体に一本取ろうとした、僕はそれを華麗に避けてまた剣をぶつけてあたかも接戦かのように演じる、
「おーすごい流石王族、ブランド家だ」
「あー、グッドは流石だが、トランペもやるな」
かれこれ100秒経った、そろそろかな、
「先輩、次で決めます、ハー」
どうだあたかも力を解放したぽい叫び、
「僕も行きます、ブランド君、」
僕の剣が早くトランペ君の剣を攻撃して弾き飛ばそうとする、でも僕は彼がギリギリばじき返せるくらいの力加減で攻撃する、
「ブランド君僕の勝ちだよ、ハー」
トランペ君が一本取った、
「おー、すごい流石ブランド君負けたけど凄かったよ」
「トランペもすごかった、さすですね、ありがとうございました」
「君もすごく強かったよ、三つ離れているのにさすがだね、]
あーなんて良い先輩なんだろう、レッドたちとは違うなー
「フン、情けないぞ、歳上が三つも下のやつにあんな接戦なんて」
またこいつ、ムカつくな、
「ん、次は君だねレッド君、もし僕が勝ったらグッド君たちに謝ってくれ」
な、なななな、なんて良い先輩なんだろう、僕は転生して初めて友達ができた気がする、
「フン、いいだろう二時間後が楽しみだ、俺が勝ったら俺の前で土下座して謝れよ、」
二時間後
「レッド・バルト君とマルス・トランペ君、初めて」
「フン」
二人の剣が強くぶつかる、
「ルーシュ様どうですか?」
「バルトの方が技量があるでも、トランペ君もしっかり受けてる、この試合どっちが勝ってもおかしくない、」
確かにそうだ、でもレッドのやつは強い、受けるしかできないトランペ先輩には勝率が薄い、7対3だ、でもトランペ先輩は諦めていない必ず勝つと言う目をしている、一瞬の隙を狙っている、
「あー、鬱陶しいいい加減諦めろ!」
いまだ、隙ができた、焦ったなレッド、その剣はトランペ君なら、
「いまだー、」
弾ける、
急いで受けたレッドの剣と先輩の剣がぶつかり、先輩の剣の勢いが勝りレッドの体を吹き飛ばした、
「グソが!」
「いまだ一気にたたみかける」
「待って先輩!」
「フン、この野郎!」
レッドが先輩に一本取った、
レッドが飛ばされた時に構えたのは、肉体強化魔法の反撃の構え、この構えはスピードが速い、先輩は一度冷静に引いて戦っていれば勝っていたのに、
「しまった、油断した」
「ハー、ハー、ハー、さぁ俺の前で土下座してもらう」
「苦!」
「ちょと待ってそんなことはダメです」
「先生これはレッド家の名誉に関わります、約束は守ってもらはないと、それが貴族だ」
確かにそうだ、約束は守らないといけない、でも約束を破らないといけない時もあるんだよ!
「先生僕が、レッド君とやります」
「ダメよあなたは既にトランペ君に一敗しているから卒業試験は」
「違います先生、これは決闘です、僕はレッド君いや、レッド・バルトに決闘を申し入れる」
「待ちなさい!グッド君王族が決闘するてどう言うことかわかってるの?練習試合じゃないのよ」
わかっている、でも僕によくしてくれた先輩がレッドに頭を下げる姿なんて見たくない、
「お前が俺に勝てるわけないだろ、トランペにも勝てなかったやつが!そもそもそんな決闘受けるわけないだろ、俺になんの得もない!」
いいだろう、この世界に来て初めての感情、友達を助けたい、よくしてくれた恩人を、
「僕はこの決闘で、王位継承権を賭けます」
「ハーーーーーー、マジでか?本気か?早まるなグッド」
「そうです、グッド君ダメですあなたの未来に関わります」
「そして、王位継承権ともう一つもし負けたらこれからはレッド君の命令は従うことを約束する!」
「お前本気か、無理に決まってるだろ、バルトに勝てるか」
「黙れスザク!王族が言ったんだ、撤回はさせない」
「やめなさい!本気なら今すぐポルシャ様に来てもらいますよ!」
先生は本気で僕を心配していた、それは教え子がまさに道を踏み外そうとするのを必死で止めるかのようにそこには愛情があった、いい先生だな、
まあ、でも王位はビルトン兄様が継ぐのは天地がひっくる帰らないとありえないし、別に、、、それより
「ごめんなさい先生、でもこの場を静観してしまったら尊敬する兄弟たちに顔向けできない!」
何よりここでやらないと、僕が僕を許せない、
「いいだろう、お前は俺が絶対倒す、二度と逆らえないようにしてやる!」
やれるもんならやってみろよ、バルト!
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