思い出話

6.5話、ライトジェネレーション

ライトジェネレーション員は案外大変なんだ、


アジンは毎日オメガプランの調査とメンバーを増やして組織力の強化、


「どう?スェーミ何か拷問の成果はあった、情報は?」


特に期待はしていないかのように聞く、彼女たちは未だ目立った成果を出せずにいた、ライトの役に立つために日々頑張っている、


「ダメ、彼は精神破壊を自分に使っている、だから、記憶すら無くなっている」


やはり、彼らにつながる手がかりが一向に掴めない、


「そう、わかった、引き続き兵器の開発を任せるは」


「了解、」


他のメンバーは何かあればいいのだけれど、まぁゆっくり待ちましょう、急いでも仕方ない、2人に任せた任務あの2人なら大丈夫でしょう心配なのはあっちの2人ね、


少し笑いながら小屋の外に出る、


「いつかはこの小屋を捨てて私たちに相応しい場所が欲しい、まだメンバーが少ないからいいけど」


ドゥヴァは知恵がいい、彼女がスェーミの研究費を払っている、主にライトと私たちが倒しに行く野党から奪った金を使っている、


「大丈夫?ドゥヴァ毎日資金繰りに戸惑っているようだけど?」


研究費は高い!やはり買わないといけない、流石に材料を1から入手するのは難しい、


「アジン様、資金繰りがまとまりませんスェーミの研究費が必要なのはわかりますがこのままでは食料を買うお金を崩さないといけなくなります」


う〜ん、難しいのよね、正直このままだと資金が足りない、でもライトが、、、


「アジンできればスェーミの研究費は出来るだけ出して欲しい、彼女の研究は素晴らしい、僕よりすごいことを発見するかもしれない」


彼がそう言って私に頼んだ、だから私は出来る限りそれに応えたい、


「わかったはあなたの意向ならできるだけスェーミの研究費は出すようドゥヴァに頼んでみる」


彼に言ってしまったし、何とかしないといけないわね、



 任務

「ウリャャャ、お前たちは私に倒されるのだ、私より強いのはこの世界には2人しかいないのだ!」


無造作に放たれる魔力弾に敵が倒されていく、


「化け物目!貴様ら、」


こいつらは例の組織のおそらく下っ端幹部の情報を知っているとは思えない、


「逃がさない、お前たちのやっていることは許されないことだ!」


私たちと同じ、同胞を実験に使うお前たちは絶対に!


「化け物目が、喰らえ!核劇魔法!炎弾砲」


そんな炎で私を倒せるか!私の怒りはこの程度では全く効かない!


「死ね!」


チィトゥィリが次々と敵を切り裂いていく、


誰一人として逃がさない!一体お前たちは何人私たちの同胞を殺してきた!貴様らは必ず私たちが壊滅させる、それが私を救ってくれた主人の願いでもある、


「死ね死ね死ね、みんな殺してやるゥゥゥゥ!」


トゥリーのデタラメな魔力弾の攻撃が放たれる、生み出した魔力弾は敵目掛けて放たれ触れるだけで魔力と肉体を攻撃していく、しかし無造作に放たれる魔力弾はあたりにの被害が出る、


「この!バカやろう、お前私たちの痕跡を残すなと言われているだろう、何でお前はいつもいつもそうやって馬鹿みたいに打ちまくって、せっかく主人から頂いた力を無駄にするな!」


「ハァ?なんだとお前いい加減にしないとトゥリーも怒るぞ、毎回毎回私に怒ってばっかり、トゥリーがお前より沢山やっつけてるから悔し淫じゃないのか?」


このヤロウ!


「グ!貴様ら、死ね。」


倒された敵が魔力弾を放つ、


「邪魔するな!」


魔力弾は避けられ、チィトゥィリが首を切り落とし、トゥリーは切られた顔を殴りつける、


「お前らはこいつより嫌いだ!」


彼女たちは仲が悪、だがそれよりも敵が嫌い、


 他任務

「今日も彼女達は喧嘩しながらやってるんだろうね」


シャスチが複数の敵を切り裂いていく、


「まぁ、でもそれが彼女たちですし、案外コンビも抜群ですからね」


ピャーチが援護で魔術攻撃を放ち敵を倒していく、


もはや彼女たちにとっては作業のようなものに成り果てていた、敵幹部の情報は一向にでてこないまま、C級程度の魔剣士、魔術士程度では太刀打ちできないほどまでになっていた、


「お前らは何ものなんだ、何で表情一つ変えずに人を殺せる、この悪魔ァァァ」


あ•く•ま?、誰が私たちが?


私たちは主人様のために戦っている、彼の方のためになることは私たちの喜び、


「私たちはあなたたちを根絶やしにするために戦っている、だからあなたたちが死ぬことで私たちが悲しむことはない!」


悪魔か、私たちは彼の方に認められるなら、悪魔にでもなんでもなる覚悟がある、全ては主人様のために!


「お前らは本物の悪魔だ、俺たちは誰も殺してない、そこに転がっている不治病のやつを引き渡しているだけじゃないか、俺たちは何も悪くない!」


確かに、今は悪となっているでも、私たちの正義はそれを絶対許すことはない!


 帰宅

「アジン様我ら帰還しました」


「ありがとう、みんな、休む前に少し聞きたいことがあるのだけど」


「皆んなの中でダークヒーローの資金を調達する係が欲しいのだけど、私はピャーチとシャスチに任せたいと思うのだけれど」


資金稼ぎを私たちが、考える?


「わかりました、考えてみます」


「お願いね、それとライトから連絡、組織の基地らしき施設を発見したとのこと、すぐにでもライトと合流する」

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