第7話 金平糖いろの夢見る金魚鉢
午前中にベランダに出まして、洗濯物を干したりお布団を干したりしていると、なんともいえず口のなかが痒いですごきげんようおなつです。花粉ですね。
口のなかにとどまらず、喉も痒いし耳のなかも痒いし目も痒いです。わたしはスギがちょっととヒノキが完全アウトの花粉症なので、ヒノキが飛散するまではもうちょいいけると踏んでいるんですが、それにしてもなかなかつらーい季節になってまいりました。ヒノキが飛び始めるとねぇ、本当に悲惨なんですよ。目ぇガッサガサになるし、鼻水が滝みたいに流れ落ちてくるしね。それでもやっぱり暖かくなってきたから嬉しいしさ、洗濯物も布団もお日さまに当てたいではないですか。おくすりやさんが作ったのど飴、みたいな名前ののど飴が近頃の相棒です。あいつなかなか優秀です。はちみつ味ウマーです。
花粉症勢のみなさん急な鼻水にはお気をつけくださいね。ティッシュもったいないよね。
最近のわたしは、推しがよく働くもんですから追っかけるのに精を出しております。働きすぎて体調が心配、などと言われているのを時たま見かけますが、働けるときに限界まで働いとけと思ってます。ピンクレディーの人もそうやって言ってたもん。あ、こころさーん、今度大河に出るのでわたしの推しをよろしくお願いしますー! 早死にする弟役だそうですー! 笑
でもまぁおかげで頭がさっぱり回らなくて、重ねて気温の上昇とともに無駄にやる気が出てきてしまっていてですね、家のことをごそごそし始めたりなんだりしちゃっておりまして、短いお話を書きたいのになかなか完成しない、という宙ぶらりんな気持ちを抱いておりますです。かろうじて浮かぶものが全部面白くなくて、これじゃないなぁ、あれでもないなぁ、などと考えているとそこから文字を打つまで進みません。
お花見行きたいなぁとか、ちょっと遠出して遊びに行きたいなぁとか、このソファ買い替えたいなぁとか、宝くじ当たんねぇかなぁとか、ぼんやり思ってはそこでストップ、みたいな状態です。なんか、これだあアアアアア!! みたいなものがポコーンと出てきてくれないかしら。あ、新しいお洋服が欲しいです。
あ、あ、そうそう、そういえばね、『大病院占拠』っていうドラマにはまっているのですよ!
ご覧になってますか。あれおもろいんですよ。なんかねぇ、ドラマにおける「これ絶対ウケる」っていうものを取り敢えず全部ぶっこみました! みたいな勢いのある造りになってまして、子どもらと毎週楽しく観てるんです。
わたしは自分の性質上やっぱりなんっちゅうかこう、設定や描写のずさんさとか粗さがどうしても気になっちゃうんですけどもね、そこに目を瞑ればめっちゃ面白いです。絶対に楽しませたるゼ! みたいな気概を感じるんですよね。裏側のそれがしっかり見えるのがすき。
わたしは自分がカキカキするときに、細かい矛盾とかいろいろ面倒くさいところが気になってしまうタイプなので、わたしだったら絶対こんなの造れないなあ、上手だなぁ凄いなぁと思いながら観てます。逆に言えば、そういうの取っ払って出来上がったオモテだけを楽しむってことができないのでそれがちょっとだけ悲しい。今更だから別にいいんだけどさ。
4月から始まるドラマには推しが出るのでチェックは一応しているんですが、一瞥したところではなんともまぁ絶ッ妙に面白くなさそうなんですよこれが。これは最後まで観るか怪しいぞ、となっています。推しの存在よりもストーリー展開のほうをどうしても重要視してしまうのです。去年は2作品ほど途中で諦めました。これはもう致し方ないのです。これ読んでる人はみんな一緒のはず。ね。そうでしょ、そうだよね、そうだと言って。時々役者さんが力技で面白くしてくれることもあるので、そういうのだったら好きですけどね。ドラマ観たり音楽番組観たりしながら、いろんなこと吸収できたらなあって気持ちです。
さて、ほらごらん。頭がさっぱり回らないから、取り敢えずエッセイ書いてみたところでこのザマですよ。面白くもないし、そもそも話がまとまりやしねぇ。あーやだやだ。
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