口移し
※今回の話には性的な描写があります。
引っ越した新居は会社から25分程離れた郊外にある、2階建て6部屋のコーポ。
その西側端の一階が新しい僕の部屋になった。
部屋のなかには縦長の明かり取りの小さな窓がついていた。南向きには大きな窓があり、一日中ほぼ日の当たる部屋だった。
西側の長窓には高さのあるマングローブを置き、夕方になると西日が真っ白な壁にマングローブの影を映し出した。
僕は車の点検のため、働いていたカーディーラーを訪れた。
スタッフは数人増えたり減ったりはしていたが、ほとんど変わりなかった。
スタッフルームに招かれて懐かしい顔と話をした。
彼女はそこの事務員だった。
僕が働いている時から居たが、結婚もしていたし何より商談や契約の獲得に追われて、あまり意識もしていなかった。
彼女は切りっぱなしのショートカットで化粧っ気があまりなく、目鼻立ちはハッキリしていたけど、どこか幼さの残る顔で地味な印象を受けた。
だけどその日は彼女の事がとても気になった。
点検受けている間に電話番号をメモ用紙に書いて、アイスコーヒーを持ってきた彼女に手渡し「仕事が終わったら話がしたいから連絡を頂戴」と伝えた。
電話が来て、次の日の仕事終わりに会う約束をした。
彼女と地元で有名なイタリアンの店で食事をして、彼女の家まで送る帰りの車で、とても気になっていると気持ちを話すと付き合いが始まった。
彼女はアニメ好きで、マニアックな趣味が僕と合った。
人混みが苦手だったから、出掛けるのは短時間だけで、あとは僕の部屋で過ごした。
地味な印象だったが、身体はとても大人びていてキレイだった。
セックスの時は少し恥ずかしがりながらも積極的に僕を求めた。
真っ白な肌が薄くピンク色に染まる。
彼女は横に寝た状態で、膝立ちした姿勢の僕のモノを咥える。
僕のモノは平均よりもおそらく太いので、少し苦しそうにしながらも舌や頬の内側で優しく刺激する。
時折、薄く目を開いて僕の表情を見ようとするが、僕と目が合うと恥ずかしそうに目を瞑って喉を鳴らす。
赤く膨張して彼女の唾液で濡れた亀頭が、口の中と唇とを往復した。
僕は横になり、彼女の右足を肩の上あたりに開かせると、ピンク色に膨れ艶めくように濡れた割れ目に舌先を這わせる。
小さく膨らんだ陰核から膣の入り口に向かって舌先で撫でるように舐めると、僕のモノを口から離して甘えた声をあげた。
何度もセックスをして、夕方には最寄りの駅まで彼女を送った。
彼女の家は車で45分程の距離が離れていた。
会社には電車で通勤していたようで、定期券のある最寄り駅まで送っていたが、そのうちに彼女の家まで直接送るようになった。
彼女の仕事が遅くなり、最寄り駅に迎えに行ったあと、彼女の家まで途中でコンビニに寄りながら送る事になった。
彼女の家は山に近く畑も多い地域にあった。
まだ帰りたくないという彼女に、どこか車が停められる場所はないか尋ねると、まだ宅地整備中の土だけが盛られた空き地に案内してくれた。
車の中でしばらくキスを交わしていたが、後部シートに移動しお互いに触り合った。
彼女は僕のダメージデニムのファスナーを開けて、パンツの上部分から僕のモノを出して咥える。
頭を上下させたり、喉の奥まで入れて舌を絡ませる彼女の髪を撫でた。
精液が彼女の口の中に溢れ、僕は何度か軽く突き上げるような動作になる。
彼女は口を窄めるようにして僕のモノを口から出すと、僕にキスをして精液を僕の口に舌を使って流し込んできた。
驚いて僕はティッシュに自分の精液を吐き出した。
なんでこんなことをするのかと聞くと「前の彼氏にして欲しいって言われて、すると喜んだから」と言った。
僕は嫌だからもうしないでとお願いして、彼女を家に送った。
それでも、その後も精液を口移ししようとするので、僕の気持ちは冷めてしまった。
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