ピンク
※今回の話には性的な描写があります。
専門学校時代の友人2人とはまだ繋がりがあり、たまに飲みに行ったり、カラオケに行ったりして遊んだ。
ある時、飲み会に誘われて集合場所の居酒屋に行くと、そのメンバーの中に彼女はいた。
彼女はブラウンのボブショートで身長はaikoと同じで、パーカーが良く似合う、いつも元気に笑っているタイプ。
僕よりも3歳年上なのに年下のようにかわいい女性で、僕は会った瞬間に一目惚れをした。
居酒屋でどんな話をしたのかは覚えていない。
飲み終わって駐車場で何となく集まってそれぞれ話しをしている時に、僕は彼女の
横に移動して、話しかける。
今度、ふたりで話したいと伝えると彼女は鞄からメモを取り出して、僕に携帯の電話番号を書いて渡してくれた。
その後は何度かふたりで会い、付き合うようになった。
絵本作家になりたいと言っていた彼女とは、大きな紙にふたりで絵を描いて過ごすこともあった。
彼女の家は僕の地元よりも少し離れた田舎にあって、納屋には農作業の道具などが置いてある古い家だった。
彼女の部屋は母屋より少し距離の離れた建物にあったので、よく彼女の部屋で過ごした。
彼女らしい部屋で、14インチの小さなテレビにはたくさんのステッカーが貼られていたのを覚えている。
ある日のデートの時にはじめて二人でホテルに行った。
彼女とそこで初めてセックスをした。
ベッドの上であおむけになり、両膝を閉じたまま立てて顔を両手で隠している。
僕は両膝を開くと彼女に覆いかぶさり、顔を隠す両手を開いてキスをした。
彼女は初めてだったから、彼女の声や反応を確かめてゆっくりと身体が馴染むように、胸や首筋にキスをしながら勃起したモノを挿入した。
彼女の名前を呼びながらゆっくり腰を前後させ、ときどき彼女の腰を持ち上げた。
最初は下唇を噛みながら僕を受け入れていたが、次第に口をひらいてかわいい声をあげるようになった。
さっきよりも激しく腰を動かした。
首の裏の方に腕をまわして、小さな身体を抱き寄せて騎乗位にする。
彼女はまた顔を隠して腰を前後に動かした。
小さな胸の先端を指で優しく撫でながら、腰に手をまわして再び正常位に戻ると今までよりも激しく腰を動かして、彼女と指をからませた。
僕は快感の限界をむかえる。
彼女の腹部から顎の下まで精液が乳白色のラインを作る。
それをティッシュで拭いてあげてから、身体を重ねて何度もキスをした。
白いシーツにピンク色のシミができていた。
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