第8話 ダメ男参上

幸せは短いから幸せなのかな。


この頃は大変な事があっても乗り越えて行けたけど、

自分が就職したのをきっかけに、暗転していった。


子供が産まれた時は、バイトでその一年半後就職する事になった。


この時代は、就職氷河期とも言われてなかなか難しく、消防士になる為日々頑張っていたけど、採用されなかった。


子供が産まれた事で、正社員にならなければと思い

探している日々だった。


自分には絶対になりたくない職業が一つあった。

それは、父親と同じような職場だ。


簡単に言うと電車関係の仕事には就きたくなかった。


電車関係の仕事を行なっている父親を見て同じようになるのではと思い嫌だった。


でも父親が頑張ってくれたおかけで、就職氷河期の中、採用試験がある事を知り試験を受ける事になった。嫌とか言ってる場合ではなかった。


妻の親は母親だけですが、父親代わりに兄がいます。

まぁ、思い返すだけでも散々な言われ方したなぁーと思う。


「父親がいない事舐めてるのか」とか「正社員でもないのに」とか色々言われたなぁーなんて思う。妻も妻の母親も何も反論しない恐怖の帝王だった。

それもあり就職を急いでいた。


ただ当たり前にそう言うものだと思い、接するようになってしばらく経つと妻の兄の子供には人気があったようで、仲良くなった。


よくわからないけど、なぜか子供と動物には昔から好かれていた。


そんな日々を過ごしていってる中で自分たち夫婦には隠し事がありました。

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