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クラシックの語源はそもそもが既存のものを破壊して新たに生み出すという所から来ています
温故知新のような捉え方のものとはまるっきり違います
えみりちゃん世代では風化してるのかもしれませんが、僕の時代では音大目指すのであれば常識の1つでした
だからイリヤのあり方は物凄く正当性があって全く違和感を感じないものでした
えみりちゃんが、もしかしたら既存のクラシック譜面を美しく激しく優しく表現すると捉えているのなら誤りだと思います
なので直史もクラシックのあり方としては物凄く正解だと思っています
音楽の捉え方の問題は今一度確認しないとえみりさんの性格付け、イリヤのあり方の表現に対して誤解を招く恐れがあるように思います
ピアノひきとして、かつては日本では中村紘子さんのような奏で方が正解のように言われていましたが、それが橋本一子さんのような音色の方が世界の潮流として正しいというふうにされました
1960から70年代頃の話です
その音色の違いはCD以降の圧縮された音源では分かりません
LIVEか最低オープンリールで録音されたレコードじゃないとその違いが分かりにくいと思われます
はっきりいってしまえばCD以降の音源は全て本来の繊細な表現は音楽家の立場からすれば、伝わっていないものと思われます
ただ今はそういう音源で音作りをミュージシャン自体が行っているので、ミュージシャン、音楽家の聴覚はかつてより明らかに劣っていると行っても良いものと感じています
まあ、そこら辺追求し出すと長いですが、イリヤ、えみりちゃんの音楽性を描くならば、そういった点の取材を怠ってしまうと、フィクションとはいえ誤った伝え方になるものと危惧します
じじいの戯言と言えばそれまでですが
芸能人でタモリさんがあれほどのレコードを譲って大事に保管し、自分の家に聴覚るーむを作っているのはそういった点も含まれていることでしょう
ただそれを現代の音楽の潮流で声高に行ってももう流れとしてどうしようもないとご存知なので敢えて大々的に言わないだけだと思います
作者からの返信
なるほど……。
すごく役に立ちました。
ただしこの作品ではなく、他の作品のために!
テレビでおバカなことを言っても許されそうなキャラクターだからなあ武文……それなりに賢いんだけどw
作者からの返信
大介はやや反骨精神持ってるけど、武史はそうでもないですからね。