32.ダンジョンの報酬
ゴブリン二百五十体をリボトルと協力して倒した。ゴブリンの棍棒を百五十本、ゴブリンのtシャツを四十枚、ゴブリンの魔石を五十個、宝箱(木ランクの普通サイズ)を十個と750ゴールドを獲得しました。
デカゴブリン五十体をリボトルと協力して倒した。石の剣を二十七本、デカゴブリンの魔石を二十二個、宝箱(木ランクの大きいサイズ)を一個と300ゴールド獲得しました。
ゴブリンキングを倒しました。ゴブリンキングの魔石とスキルオーブと50ゴールドを獲得しました。
ボス戦を攻略しましたので報酬として宝箱(鉄ランクの小さいサイズ)を贈呈します。
報酬はお二人でよく相談して分け合ってください。
「…。なんとなく分かってたけど、やっぱり報酬の量やばいね。ダンジョンってこんなものなの?」
「いや違うぞ、ワイも一人でダンジョン攻略しとったけどこんな量の報酬は初めてやわ。こんなこと二度とないと思うわ。」
「ダンジョン攻略も終わったし、視聴者様方に声かけるか。視聴者様方〜ダンジョン攻略完了したので報酬分け合いながらゆっくりコメント読みますよ。」
『二人ともお疲れ様〜』『凄かった(語彙力)』『どっちも強すぎる。』『思わず見入ってしまった。』『俺らは凄いものを見ていたのかもしれない。』
「とりあえず報酬分けようか。とりあえずゴールドは二等分で、じゃあまず普通のゴブリンのから。」
「ワイは棍棒とtシャツいらないから全部そっちに渡す。そのかわり魔石を全部くれ。宝箱はまた後で決めよう。」
「OK。じゃあ次はデカゴブリン。魔石全部あげるから石の剣全部頂戴。」
「ええで、最後はゴブリンキングや。スキルオーブ要らへんから魔石を貰うでそれでええか?」
「良いよ良いよ!早速スキルオーブを使うぞ!」
すぐさまスキルオーブ使用する。するとまた初めてスキルオーブを使った時の感覚を感じた。
[タイガーアイは『投擲』のスキルを獲得した。
{スキル『投擲』…このスキルは物を投げる時に役立つスキルである。投げによる攻撃の命中率を上げたり物を投げ飛ばす距離や速さを上げることが出来るようになる。}]
「なんか良いスキル取れたか?」
「ああ、『投擲』だ。これでやれることが増えた。」
「ええスキルやん。良かったなぁ。そんで、この宝箱なんやけど…。」
「全部ギルドに持っていくだろ。それ以外に何かあるのか?」
「いや、タイガー君の結構前のライブの時に『マージ』って言うスキルが手に入っとったやろ?ワイも色んなゲームやってんやけどその中に『マージ』の説明と似たようなゲームがあったんや。」
「?…それが一体?」
「もしかしたらこの特定の物って宝箱の事なんじゃ無いのか、と言うわけや。」
「…。なるほど、やって見る価値はある。試しにやってみよう。とりあえず普通サイズの木の宝箱を一箇所に五つ集めて…。」
宝箱を五つ集めて『マージ』を発動する。すると五つの宝箱は光球体となり重なる。光が収まるとそこには大きいサイズの木の宝箱が二個になっていた。
「これが『マージ』…。すごくすごい。」
「なんてスキルや…。とんでもないで。」
『なんだこれは、たまげたなぁ。』『ゲームバランス壊れる。』『やばい。』『色々強い。』
その後残った五つの箱をマージして大きいサイズの木の宝箱を作る。これで大きいサイズの木の宝箱が五つになった。何も起こらないと思うが試しに一箇所に集めてマージをしてみると小さいサイズの石の宝箱が二つになったのでリボトルと視聴者様方としばらく大騒ぎした。
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