VRゲームはギャンブルと共に

12.初めての依頼その2

　　　　　〜初めての依頼その2〜

　管理人さんが言ってた通りスライムが出てきた。しかも三体。さっそくダイスを振る。出た目は五、するとマシンピストルが出てきた。

「うおっ！？マシンピストルだと！？でもこれで勝つる！」ﾊﾟﾊﾟﾊﾟｯ

　一発被弾すればスライムは弾け飛んだ。スライムの魔石三つと3ゴールドを獲得した。

「やっぱ現代兵器なんだよなぁ…。」ｼﾐｼﾞﾐ

『つえぇ…。』『科学の力ってすごい。』『もう楽勝だろ。』『ギャンブラー！ギャンブラー！』

「あと九十七発か出来るだけ弾節約しながら行くぞ。」

　そう言ってマシンピストルとステッキをアイテムボックスへと仕舞い、ナイフを腰に差し、棍棒とダイスをそれぞれ両手に持って先へと進んだ。

　しばらく進むとまたスライムが出てきた。今度は七匹だ。すぐさまダイスを振る。出た目はニ、ライターとチャッカマンが一つずつ出てきた。

「なるほどこう言う事もあるのね。この二つはアイテムボックスにしまって棍棒とナイフで頑張ってみるぞ！」

　三匹が同じタイミングで飛びかかってきたので棍棒を横にフルスイングして打ち飛ばす。

その間に一匹が接近してきたがコアっぽい丸く赤い物体があったのでスライムを掴みコアっぽい物にナイフを突き立てる。

コアっぽい物は砕けた、するとコアっぽい物を壊されたスライムが蒸発した。あと六匹。

スライムに触れて見たが手袋が溶ける様子もない。もう一匹が飛びかかって来たので後ろに跳ねて避ける。そしてスライムが着地したタイミングで棍棒を振り下ろす。コアごと潰れた。あと五匹。

なにもしてこないスライムに接近し、すぐさま一匹を踏み潰す。もう一匹を掴みコアを引き抜いて棍棒で砕く。あと三匹。

　スライムが飛んでいった方向を見るとそいつらは魔石となっていた。戦闘は終わった。

　スライムの魔石を六つとスライムネックレスを獲得した。7ゴールドを獲得しました。

「ふぅ、疲れた。スライムの魔石となんだこれネックレスか？」

『やっぱ本人も強いわ。』『なんか格闘かなんかやってた？』『こんなのがギャンブラーとかおかしいだろ。』『強い（強い）』『それスライムから出て来る専用装備じゃね？』

「専用装備か…。まあそれはあとだあと。奥に行くぞ。」

　そう進んでいくと広い部屋に出た。するとそこには大量のスライムとバカでかいスライムがいた。