第1章 ギャンブラー『タイガーアイ』 *短め

4.始まりの森その1

        〜始まりの森その1〜

「ここは森かな?空気がいい。本当に森にいるみたいだ。」

「はいここは『始まりの森』です。そんなことよりもうライブが始まっているので来てくれている視聴者様方に挨拶をしましょう。」

「わかったよ。うわっ!いっぱいきてる。とりあえず挨拶を…。皆様こんな私の為に見にきてくださりありがとうございます。私の名前は『タイガーアイ』です。職業は『ギャンブラー』。VRゲームもライブ配信も初めてのど素人ですがよろしくお願いします。」

『よろしく〜』『男か女かわからん声やな。』『ギャンブル!ギャンブル!』『不遇職らしいギャンブラーだと!正気か!』

「俺は男だよ。たまに女と間違われるけどね。それと『ギャンブラー』が不遇職ってそれベータ版プレイヤーが勝手に言ってるだけだろ。」

『男だと!でも女と間違われるぐらいかわいいならヨシ!』『確かに。』『でも有名vtuberが言ってたし…。』『有名vtuberが言ってただけで俺らは何が悪いのか分からないからな〜。』

「有名vtuberがなんだよ。俺はやってみたいから選んだんだぜ。勝手に言わしとけ。コメントとの交流は一旦この辺にして進めようか。と言いたいとこだが気になることあったらどんどん言え。進みながら出来る範囲内で答えるぜ。」

『いいね〜。』『挑戦は大事。』『ギャンブル漫画にでも影響された?』『ぜひ盛り上げてくれ。』『足舐めさせてくれ。』『参考にさせてもらいます。』

「足は舐めさせません。ギャンブル漫画に影響されたし盛り上がりそうだからギャンブラー選んだまである。こんなの参考になるかな?」そう話をしていると目の前にスライムが現れたのだった。

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