3.ゲーム本編の前座その2
〜ゲーム本編の前座その2〜
「あなたが当選者様ですね私はAIです。あなたのサポートをする為に存在しています。これは当選者だけのものです。」
「綺麗…。名前はないの?」
「名前はないです。よければ付けてください。」
「じゃあフォーチュンで。」
「お名付けありがとうございます。さて最初に名前を教えてください。ちなみに本名はやめておいた方がよろしいかと。その名前で動画やライブを行ってもらいます。」
「俺の名前は『タイガーアイ』だ。通称虎の目。」
「『タイガーアイ』で登録します。ついでに専用チャンネルも作りました。これからこの名前で世界中にその名を轟かせましょう。職業はどうされますか?ちなみに当選者パスコードで姿を変えれます。」
「職業は『ギャンブラー』だ。そしてパスコードを使って姿を変えるぜ。」
「どんな見た目にしますか?今現在の見た目は現実よりの見た目です。」
「アノニマスの仮面に動きやすくて頑丈なスーツ、革靴に中折れのハットと白い皮の手袋ください。あとアズロマラカイトの指輪を一つ。」
「かしこまりました。オリジナル武器はどうしますか?」
「黒のステッキみたいな見た目の仕込み杖、ステッキ自体で相手を殴打するつもりだけど中の刀を使うはもしもの時のためだ。」
「分かりました。これで『タイガーアイ』様の武器はダイスと仕込み刀のステッキとなりました。他の武器はちゃんと武器屋で買えるので安心してください。最後に好きなスキルを5つ覚えられます。これも当選者特典です。」
「『アイテムボックス』、『鑑定』、『修復』、『解体』、『洗浄』の5つでお願いします。」
「分かりました。これで冒険前の準備が終わりました。これから『VRファンタジー』の世界へと入ります。それと同時にライブ配信もスタートとなります。ちゃんと注文した姿から始まるのでプライバシーについてはご安心ください。どうぞご準備を」
「準備はOKだ。いつでもいいぜ。それとこれからよろしくな『フォーチュン』。」
「はい、よろしくお願いします。『タイガーアイ』様。では、行きますよ!」
そうフォーチュンが喋ると目の前が光った。光が収まると目の前には木々が広がっていた。
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