2.ゲーム本編の前座その1

     〜ゲーム本編の前座その1〜

 晩御飯を食べながら家族(俺、父、母)と会話していた。

「説明書見てたらさVRゴーグルに動画投稿機能があるらしくてさ、その動画やライブ配信が公式のyoutubeチャンネルに投稿されるらしくてやってみたいんだけどいいかな。どんなライブにするかは自由で良いってさ。」

「いいじゃない!こんなこと二度とないと思うから好きにやってみなさい。」

「それだったらどう言うプレイスタイルで行くんだい?派手に行くのかい?」

「ギャンブラーって言う職業があったんだ。その職業は戦闘始めにダイスを振るんだ。そしたら出た目に応じて何かが起こる、何が出てくるかはその時まで分からない。攻略本を見てる限り面白そうなものが他にも色々あったんだ。ただどれも発動条件が厳しかったり、専用のアイテムが必要だけどね。」

「そうか、とりあえず動画投稿をするのだったら名前は本名から離れた物にしなさい。動画と言うものにはアンチがついてくるからね。」

「わかったよ。」

 そう動画を投稿する際にどうするかを計画を練った。

 晩御飯を食べ終え部屋に戻るとゲームの準備を始めた。攻略本でギャンブラーを見てただけだったがそれだけでも時間がだいぶ過ぎた。VRゴーグルの起動、時間設定と明るさ調整に『VRファンタジー』のソフトを入れホーム画面に出てくるかの確認。ヨシ!大丈夫!

 ホーム画面は名前そのままで設定をし、株式会社VRに動画投稿の件をする事を連絡。方法はゲームを始めた時に説明するらしい。そのあとお風呂とトイレを済ませていよいよゲームスタートである。

 ゲームを始めると真っ白な空間に1人の美女が立っていた。

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