第5話

「あーもう!!次生まれ変わるのにこの書類毎日更新系だからまとめるの大変すぎ!!」

とクロエさんが大声で苦労さを現した。

「ぱっと一瞬で分かればいいんですけどね……」

今の時代みたいにパソコンなどでデータを入れたらすぐわかるというシステムがないから毎回大変だ。作業に打ち込むこと3時間後……

「よっしゃぁぁ!!終わった!!」

「ノアさんナイス……!!」

私とクロエさんがもう限界のときノアさんがリストを書き終えた。

「これでしばらく1ヶ月はまとめなけて済むぞ……!!」

「今日は飲もう!!」

とクロエさんの掛け声と共に来たのはあの世の有名な居酒屋。ちなみにあの世は金銭通過のルールが一切なく、事実上無料だ。しかしあの世では1人1つは仕事を持たないといけないルールだ。

「いらっしゃ〜い!!」

「久しぶりだな!クロエ!ノア!あやめちゃん!」

「アッキー、リコ!」

「やっと飲みに来れた……」

「アキさん!リコさん!お久しぶりです!」

店長の天使のアキさん、鬼のリコさんはホール担当だ。それと……

「あやめ!あやめ!」

「あやめが来たよ〜」

「久しぶりだね!サン!ルナ!」

神獣のサンとルナがいた。普段はこの居酒屋に住み着いている。かなり偉い位なんだけど、大きな体が大変だと言うことでサンは小さい馬になり、ルナは小さい虎の姿でいる。そして私はこの2匹が大好きでよく昔は一緒に遊んでいた。

2匹を撫でると2匹はご機嫌になり、私にもっともっとと言うみたいに体をスリスリ寄せた。

「もう〜!!可愛い〜!!」

私も負けじとスリスリするとそれを誰かに引き剥がされ上を見ると

「セン!!」

そこにはセンがいた。

「いや〜!お疲れ様です!!俺も飲みたいんだよなぁ〜!」

クロエさんとノアさんは顔が引きつっていた。しかし公の場ということもあり、

「うん!飲もう!飲もうよ!」

と2人は言った。前からなんで2人はセンに線を引いているのか分からない。それにサンとルナもセンになぜか懐かない。それに威嚇してるように見えるの気のせいなのかな……?






「いや〜!!やっぱりここの酒は最高だー!」

「クロエ、飲みすぎ。」

「2人とも飲みすぎ!!」

「あはは!!」

私とセンはまだ酒を飲んではいけない年齢だからジュースを飲んでいるが、2人は酒をガバガバと飲みかなり酔っている。

「うぅ……ちょっとトイレ……」

とノアさんはトイレに行った。その間私はリコさんに唐揚げを頼む。店内をジロジロと見てある人を見つけた。













カウンターに背が小さく、幼い女の子が座っていた。

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