傷
今日はハロウィーン。私、ルミカと親友のリンナでコスプレするんだ。私たちは高校生。同じクラスなんだ。私はゾンビのコスプレをして、リンナは魔女のコスプレをするんだ!「リンナ!服とかコスプレに使う物買いに行こ!!」「いいね!駅前に行こう!!」お店で私はゾンビのコスプレのボロボロのワンピースを買った。リンナは魔女のコスチュームのセットを買った。さっそく着てみたけれど…「リンナはばっちりだけど、私は何か物足りないなあ~。」リンナにそう言うとリンナに「メイクじゃない?傷みたいなシールとかはっったり、血のりとか付ければいいんじゃない?」と言われたので買いに行くことにした。しばらくお店を回っていると、不思議な感じのお店を見つけた。
それは、真っ黒のテントに包まれたお店だった。ボロボロのかんばんには、「傷」と書いてあった。リンナが、「ここに売ってそうじゃない?」と言ったが。「え-?何かあやしくない?100円ショップとかで買おうよ-。」と私は反対した。こんなところに入りたくない。でもリンナがお店の中に入ったので私も入ることにした。お店の中には、かべ一面に傷のシールがあった。その中に、私のコスプレにぴったりのシールがあった。手に取ってみると、『リアル傷シール』と書いてあった。値だんも安い。私はそのシールを買うことにした。「すみませーん。これほしいんですけどー。」お店の人に話しかけても、お店の人はずっと下を向いている。「お金、おいときますね-。」私はお金を置いて店の外に出た。
「いいの見つかって良かった!!」私はさっそくシールをはってみることにした。「ルミカ、この小さい傷はってみたら?」私は、ねこにひっかかれたようなシールをはった。すると少しチクッといたみを感じた。でも気にすることなく次のシールを手に取った。それが大きな深い傷で、血がどろどろ出ているデザインだった。「ルミカもこれをはれば、コスプレばっちりだね!!」「何かこのシール本当の傷みたいだなー。血とかリアルだし。」私はそのシールを腕にはった。シールをはったしゅんかん、うでに強いいたみを感じ意しきがなくなっていった。
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