C3 告白を...。
ここはとある工業高校、その高校の科学室ではいま恋のトラブルが起こっていた!
「いっきなり惚れた腫れただぁ?」
「うん...。」
「どういう経緯で俺のことが好きになったんだ。」
「...実は、過去にあなたに助けられたの。」
柳田千明は志摩瀬名の顔をじっと見て。
「お前のこと助けたっけ?」
「...前通り魔に刺されそうになったときに助けてもらったんだけど...。」
「うーーん......あぁ、思い出した。確かに助けたような気がするな。俺が通り魔ぶん殴って過剰防衛になりかけたやつか。」
「そうです。あのときはびっくりしたよ、死んじゃうかもって覚悟したから。」
「まぁ、そんな事もあったな。てかそんなことで俺のことが式になったのか?」
「そ、そうだけど...なにか?」
「少なくとも俺はいいことをした記憶はないし。」
「わ、私を助けてくれたじゃないですか!」
「相手を殴り過ぎちまったからな、少なくとも肯定されるような話じゃねぇよ。」
(病院送りにしちまったしな。)
「それでも、私は柳田くんのことが好きなの...。」
「俺は恋愛に興味はないんだ、わりいな。」
「...諦めないからね。」
「いや諦めろよ...。」
「絶対私に惚れさせるから。」
そう言うと志摩は科学室に背を向け去っていった。てかこの主人公万能くん過ぎないか?出来杉君か?
「何の話だったんだ?」
そう矢那瀬カイがそう声をかける。
「あー、別に大したことじゃねぇよ。」
興味なさそうに言う。
「そうか、まぁ深くは聞かない。」
「どっちでもいいけどな。」
(相変わらずこいつの道徳力カンストでお涙出るぜ。)
柳田千明は志摩瀬名の告白を断った。だが志摩瀬名は全く諦める様子はない。この恋の行方はどうなるのだ!?
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どうも〜中の人です。最近思ったけど司会の人めっちゃ馴れ馴れしいよね!それだけ!ブックマークよろしくおねがいしま〜す。
高校生科学者が惚れられる。 ナギさん @nagisansa
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