とてもリアリティがあって、作品の世界にぐっと引き込まれました。
もう直ぐ八月ですね。
「原爆」でも「大空襲」でも、当時の人々が体験したあの惨劇をどうにか回避し、罪のない人々が救われる未来があってほしいと自分
も思ってしまいます。
読者含め自分は、この後どうなるのか知っているので、「騙されてほしい!」とつい思ってしまいますが、上手くはいきませんね。
SFですが、作者様の平和への祈りも感じられる作品だったと思います。
ありがとうございました!
作者からの返信
ありがとうございます。
一応、戦争の記憶を持つ世代が書いた往時のSFをイメージしました。
目の前の選択肢にどんな意味があるのか、本当に正しいのか、今は間違いに見えるけれど実は……そんな事も考えながら書きました。
そうざさん、『騙されなかった人々』読ませてもらって、えらいことになってるやん! ウチ、始まりから終わりまで、一気に読んじゃったよ。🌟
最初から最後まで、時代背景や登場人物たちの心情がリアルで、読んでて心が動いたわ。特にナガシマさんの苦悩や、ヒロサキさんとの友情、それに町の人々が抱える絶望と希望が混在する様子が、戦時下の重苦しい空気感をグッと伝えてきた。
それに、蝶ネクタイの男が持ち込んだ、タイム・テロリストやNPO法人の話は、もう、頭ん中がごちゃごちゃになるぐらいのサプライズやった。詐欺かと思いきや、そこにはもっと大きな話が絡んでくるなんて、読んでてドキドキしたわ。
ナガシマさんが悪夢に苛まれてた理由が、最後に明らかになって、それがただの悪夢じゃなかったっていうのも、なんとも言えへん感じがして、考えさせられるわ。
でもね、最後にみんなが一致団結してる様子や、ナガシマさんが立ち直ろうとしてる姿には、なんかほっこりした。辛い時代やけど、人と人との繋がりって大事やなって思ったわ。
そうざさん、この作品を通して、戦時下の人々の生活や心情、それに「何が真実か」を考えさせられるストーリーやったわ。読ませてもらってホンマにありがとう。また新しい作品も楽しみにしてるからね!💖
ユキナ💞
作者からの返信
ユキナはん、わて、関西弁できんへんけど、おおきになっ。
編集済
ヒロサキ、ナガシマ。
二人の名前からあの話になるのだという予感を感じさせつつ、のんびりとした日常風景。
幼馴染の雰囲気を残していますが、主人公が四十代だと、当時の大人たちが背負っていたものが垣間見えますね。
途中でSFのようにタイムトラベラーが現れて、すわ回避かと思えばそうではない。
о町は、大手町でしょうか。
「貴方は奇蹟的に一命を取り留めます。ですが、その後の人生は辛いものになります」
ナガちゃん一家はどうなってしまうのか。
今までナガちゃんがみていた悪夢を、被災後は、ヒロサキが負っていくのでしょう。
作者からの返信
小さい文字(ルビ)まで読んで頂き、ありがとうございます。やっぱり校正様様ですね。
元は全く架空世界のSFを考えていたんですが、この国の人間だからこそのテーマがあるなぁなんて思ったりして、最も(唯一?)シリアスな事になりました(普段は馬鹿な物がほとんど)。O町って何だったか、付け焼刃知識過ぎて憶えてないという……。
そうざさんには珍しい、テーマに正面から取り組んだ(たぶん)、短編枠いっぱいの長さの作品ですね。
謎の男は、主人公の未来の血縁者ということでしょうか? SFとしての新しい部分はなくても、現代的な歴史考証を交えつつ、この出来事のやるせなさ、せつなさを活写した、力作だと思います。それにしても、こういう時はタグにはっきりと、「原爆投下」と入れてアピールしてもよいのではないかと思いました。
そうざさんのどの作品もそうですけれど、この時期、この作品はもっとたくさんの人に読んでもらいたいですね。
作者からの返信
ありがとうございます。
タグはネタバレの可能性があっていつも悩むんですが、もうちょい踏み込みましょうかね。
あえて具体的な地名は出さず普遍性が出るようにしたつもりですが、それらしい道具立ては少し調べました。
こういう系統は長くなる傾向があるので、未完成品が色々あるんです。
謎の男が「テロリスト」と自称するその信念にとても感じ入りました。
作者からの返信
ありがとうございます。
テロリストは飽くまでも正義の為に行動しますのでね。