第10話「乱入蛇。乱闘じゃ」
「陛下をお守りしろぉぉぉぉぉっっっ!!!!!」
悲鳴よりも瓦礫の音よりも、まず響き渡るのはカジャの号令だった。
それに即応したのは当然、警護役として武舞台の各所に配置されていた。神将戌依流の猛者たちだ。
「方陣!!!退路確保!!!避難誘導!!!三方へ散らせ!!!陛下が最優先だ!!!」
『『『応っ!!!!!!』』』
裂帛の応答にも勝る勢いで舞台を飛び回る兵士たち。
悲鳴が上がるよりも早く観客たちは避難口に誘導され。混乱の生ずる前に人の流れを定められて、流れるように避難してゆく。
最も重要な皇帝とその娘も既に姿が消えている。
黒蛇が頭を下ろした武舞台と貴賓席の間には、精鋭部隊が道術による防護壁を展開。それを貼る僅かな時間の内に。その場に控えていたカジャとクロンを含む武芸者たちは、皇帝親子を護衛しつつ御所本棟へと退去した。
彼らにも、先ほどまでそこで試合をしていた二人の青年たちへの心配はあったものの。全力の武芸者があの程度で死ぬことは無いと知るゆえに、まずは自分達の使命を優先した。
当然。この下手人には全員が怒りを抱いている事は言うまでもないだろう。
砂埃と瓦礫が散乱する武舞台の上で。俺はセイシュウと二人、黒い大蛇と対峙していた。
言うまでもなくこれは妖魔である。しかし、これほどまでに大きな個体は見たことが無い。ほぼ怪獣だ。
頭から天井を突き破り突っ込んできた黒蛇は、既に身体の大部分が屋内へ入り込み。侵入口から注がれる日光で、その巨体をいかんなく晒している。
三対六枚の翼が長い胴から等間隔で生えていた。これで空を飛んできたのだろうか?艶の無い鱗には、見たところふちに刃が備わっていて、切れ味もよさそうだ。顔面は三角型の頭部に三対六つの眼球が並び、口から見える牙から液体がしたたり落ちている。落ちたしずくが煙を上げて瓦礫を溶かしているので、確実に毒だろう。
見れば見るほど凶悪な姿をしているが。今のところ、舌をなびかせては様子を窺うばかりで動く気配はない。
しかし、下手に動けば避難途中の観客に向かうかもしれないので。俺たちも其処彼処で警護に当たっている神将戌依流の兵士たちも、うかつには動けなかった。
「お前たち大丈夫か?」
兵士の一人が慎重に警戒を解かず、俺たちの傍へ近づき合流した。
彼の顔には見覚えがある。道場で一緒に稽古をして俺が組手で勝った中年の人だ。
「僕は大丈夫です」
「俺も平気です。まだまだやれますよ」
俺たちの様子を確認して、その言葉が強がりではない事が分かった兵士は。苦笑して口を開く。
「どうやらその様だな。全く、良い所で邪魔が入ったな」
「それよりも皆さんは無事ですか?陛下は?」
セイシュウの心配そうな声色に。兵士は不敵に笑って答える。
「俺たちを舐めるなよ?全員ご無事だ。陛下も我らがカジャさまと、そちらのご当主と共に、今頃はもう本棟へ退去成された頃だ」
もたらされた情報で、セイシュウの懸念はしっかり解消されたらしい。
「それは良かった。では、残る問題は……」
「ああ、こいつだ」
黒蛇は未だ周辺を睥睨するばかりで何か行動を起こす気配は無い。
ふてぶてしいその態度からは、俺たち人間が脅威に映らないと、そのような奢りが見て取れる。
確かにその巨体と数々の異形を持つ妖魔からは危険な気配しか感じ取れない。しかし、ここに残っている者は全て。その妖魔を狩るために修練を積み重ねた武芸者たち。
いつまでもその横暴を許すほどに、彼らは慈悲深くは無いのだ。
その頃。臨時に開かれた御前会議場では。襲撃してきた妖魔について、近しい種の資料をまとめた冊子が参加者に配られた。
御所に出現した時刻の目撃情報や、庁舎の被害確認、内部の侵入者捜索など。幾つもの情報が入り乱れ、会議場は怒声や咆哮が響く戦場となっていた。
「陽動目的の攻撃だ!あの妖魔の単独行動とはとても思えない!必ずどこかに呼応して動く人員が配置されている筈!すぐに部隊を編成するべきです!」
「まて!それを読んで人手を散らした隙に暴れさせる狙いではないのか!うかつに決め打ちするのは危険だ!まずはあの妖魔を滅するべきだ!」
「そうだ!未だ動きを見せない妖魔の行動が読めない!不確定要素は削るに限る!」
「あの場には十分な戦力が配置されている!それよりも皇都の防備を固めておくのが先決!」
「万が一に備えて陛下たちご一家を移動させる事は出来ないか!今の皇都は安全とは限らん!」
「馬鹿を云え!皇帝がその居城から逃げ出すなどあってたまるものか!我らが神将戌依流がその様な事させん!」
「どうして襲撃が見抜けなかったのだ!貴様らはこのようなことを起こさぬために御所に配置しているのだぞ!」
「そんな話は後にしろっ!まずは皇都の人の流れを制限する必要がある!」
「カジャ」「はっ!!!」
広間の最奥。彼らを一段上から見下ろす皇帝の一言に答えたカジャが、息を吸い込んで叫ぶ。
「し・ず・ま・れ・ー!!!!!」
窓枠を震わせる達人の怒声に、広間の家臣団は一斉に耳をふさいで皇帝を見る。
その視線を受け止めた皇帝は、平然とその視線に答えてゆっくりと口を開いた。
「皆の衆。まずは忠言ご苦労。しかし、未だ予断を許さぬ状況だ。一刻も惜しい故に、まずは目の前の問題から片付けよう」
「シュレン。一時で良い、皇都に出入りする人間を止めろ」
「はっ!」
「カルドーゾ」
「御前に」
「内部の調査を一任する。すぐに取り掛かれ」
「はっ!」
「カジャ。誰でもいい、あの妖魔を片付けさせろ」
「はっ!!!」
「うるさい」
師事を受けて動く幹部と、それに付き従う人員が移動したことで。広間は一気に静かになる。
後ろに控えるカジャとクロンに守られる皇帝は。そのうちの一人が身内をあの場に残している事に気づかいの言葉をかけた。
「クロン。お前の息子たちは大丈夫か?あれほどの才気溢れる若者たちに何かあれば、私は申し訳ない」
「誠に、ありがたき幸せにございます陛下。しかし、恐れながら申しますと。私のせがれ達は、あの程度でどうにかなるタマではございません。ご心配めされるな」
多少はやせ我慢も入っているだろう、自信に満ちる言葉だったし。そういう彼の手が強く握りしめられている事にも皇帝は気付いていた。
「そうか。それでも彼らの無事は祈らせてくれ」
「恐れ入ります……」
そう言って一礼するクロンを見ながら。父親でもある皇帝はこの襲撃犯に対する怒りを更に燃え上がらせた。
せっかくの武芸観戦を台無しにされて一番怒っているのは。何を隠そうこの男なのだから。
わずかな振動が会議場をゆらす。
どうやら武舞台では戦いの火ぶたが落とされたようだった。
増援の到着と共に告げられた妖魔討滅任務に。俺とセイシュウの二人は、それに自ら志願して参加することになった。
勿論、普段から連係の訓練を積む兵士の皆さんと協力して行動するが。その点に関しては心配はいらない。
武芸者とは即席の人員とも組んで戦うのが常なので。専門の連携以外では、大体の定石は共有されるためだ。
「かかれぇっ!」
『『応っ!!』』
黒蛇を取り囲むように再配置された兵員二十九名と、対象のすぐそばで待機する俺たち三人は。合図に従い、同時に攻撃を始めた。
妖魔との戦闘では武芸者は常に全力で動くことが求められる。
しかし、その場所が市街地などに当たると、周囲を気遣う必要があるので。その場合は妖魔を戦場とする場所へ誘導する。
今回の例では。御所という最重要施設に襲撃されているわけなのだが。不幸中の幸いか、襲われたのは武芸者が活動することに制限の要らない武舞台であった。
なので予め言い含められた作戦は、「この場所から黒蛇を出さず、この場で倒し切る」という事だ。
「おらぁ!」
「せいやっ!」
合計三十二名の手練れが攻撃を集中させれば、いかに屈強な妖魔といえども反応せざるを得ない。
Shyaaaaaaaaa!!
すぐに戦闘態勢に入られてしまった事は少々残念だった。出来れば侮っているうちに有効打を与えて、主導権を握っておきたかったのだが。まあいい。
「尾に気をつけろ!先端に刃が生えている!」
「腹部の鱗はかなり固い!」
「牙から散るしぶきは避けろ!鎧でも溶かされたぞっ!」
「目を狙えっ!当てなくてもいい!」
巨大な蛇の姿は伊達ではなく。鋭く素早い尾の一撃や、必殺を予感させる頭、重量と負の頸力で押しつぶさんと蠢く胴体の迫力は。離れて久しい死の恐怖を俺にちらつかせていた。
「おらぁっ!」
「だあぁっ!」
「しっ!」
しかしこちらも負けていない。鎧を着こみ、それぞれが得意とする武器で武装している兵士たちは、黒蛇の身体に纏わりつくように動き回り。囮役と攻撃役を交互に切り替え、相手に的を絞らせず一方的に攻撃を加えている。
「ほらほらこっちだ!蛇野郎!」
「皆には手を出させません!」
俺とセイシュウも軽装である事を利用してワザと奴の視界に入り、自身を狙わせることで来た攻撃を地表へ受け流し、攻撃を地面に深く突き刺す事によって。黒蛇の動きを制限することに成功していた。
特にセイシュウは受け流す技が更に上達した。剣のように鋭い鱗へ何度も接触しているにも関わらず、傷一つ付いていない。
「おらっ!俺がいるぞ!」
「まだまだぁ!」
もう、俺たちが面倒な個体であると覚えたのか、黒蛇の狙ってくる頻度が下がっている。なので、狙われている兵士と並走したり、攻撃の範囲内に紛れ込むことで、相手の機会をこちらの好機に転じるようにもした。
だが、それでも相手は強大だ。
もともと体力が多くてしぶとい事で有名な蛇の妖魔だが。黒蛇はそれに輪をかけて屈強で疲れ知らずだ。
すでに何度も、頸力が込められた武具で鱗を砕かれて血しぶきをまき散らしているというのに。その動きに精彩を欠くどころか、寧ろ余計に激しくなる始末だった。
戦いを始めて約三十分。そろそろ兵士たちにも疲労がたまり、小さなケガが積み重なっている者も見受けられる。
ここで何か手を打たねば、じりじりと追いつめられるのは此方だ。
「はあ…はあ…はあ……。コイツ。これだけやってもまだ動くのか……」
「ふー…ふー…。そろそろ俺たちも交代時ですね……」
戦況は膠着状態に陥っていたが、幸い死者は無く。けが人はすぐに屋外へ退避することで安全に離脱することが出来ていた。
それだけにこの好条件で勝ちきれない相手への畏怖が高まる。
俺も幾度目かの芯まで届く拳を打ち込み、反撃の尾を地表へ差し込むと。通用口で手招きする兵隊長のもとへ跳んだ。
「どうかしましたか?俺はまだ大丈夫ですが」
「……どうやら本当の様だな。全く、末恐ろしいな君たちは」
通路に設けられた臨時の休憩所にはセイシュウの姿もあった。どうやら大きな傷もなく無事の様で、瞳にはまだまだ闘志が燃えている。
「戦況は言うまでもないが我々の不利だ。外に出したけが人に増援を頼んではいるものの、それを目当てにする間に奴が出ていかれては面倒だ」
「羽は落とせたのがせめてもの救いですね」
これまでの戦いで、刀剣をもつ兵士の手によって全ての翼は斬り落とされている。それに加え砕かれた鱗の破片も散乱しているが、それらは逆に危険なので此方には不利な条件だった。
「あいつもだんだん焦れてきている。それは間違いない」
「動きも乱雑ですし、初めの時よりは鈍い気もしますね」
持ち込まれた補給食を含み、水で流し込みながら黒蛇の状況を分析する。
今の姿はもはや最初のそれとはかけ離れている。先に言った翼をすべて失い、剣の鱗はめぼしい箇所は砕かれまばらになり、六つの目もその半数を失い。面影を残すのは口元のみで。見た目だけならもう死に体だ。
未だ尾を打ち鳴らし、胴体を振りかぶり、牙を唸らせる体力を除けば。討滅は順調と言えなくもない。
「こっちの数は残り十四。ここでもう一手強襲をかけて、あわよくば決着をつけたい。それに付き合ってくれないか?」
隊長の用事はダメ押しの総攻撃へのお誘いだった。
「勿論お付き合いします。セイシュウ!お前はどうする?」
俺の呼びかけに、しゃがんで休息をとっていたセイシュウはゆっくりと立ち上がり。しっかりした足取りで此方へ来た。
「僕も行きますよ。あの妖魔には僕たちの決着を邪魔されたお礼をしないといけませんからね」
「はっはっは!確かにそうだな!それじゃあ、今から三つ数えて行くぞ!一!二!三ッ!」
隊長の指示に従い、三人そろって横穴を飛び出る。
戦況は先ほどとほぼ変わっていないが、黒蛇の傷はまた増えている。こちらの欠員は無い。
改めて奴を中心にした旋回軌道をとる俺たちを忌々しそうに見つめる瞳に。俺はあいさつ代わりに、拾った鱗のかけらを投げ込んだ。
kishyaaaaaaaaaaaaa!!!
運よく命中した鱗片は奴の目を潰し。その痛みに身体をのたうち回らせる。
その動きは激しく、当たればこちらも無事には済まない。が、ここまで生き残ってきた武芸者たちにとって、この程度を搔い潜る事など容易い。
無防備な黒蛇へと、各々が頼みとする技で渾身の一撃が繰り出される。
「
「
「
「
その全てが奴の身体を貫き破壊する。体勢が崩れたまま戻らない。
今なら獲れる!
「「相魔灯籠流奥義」」
セイシュウと息を合わせて狙うは奴の頭。脳を破壊し活動を停止させる!
「「無尽」」「呼応拳!」「残響拳!」
ほぼ同時に打ち込まれた正反対の技が、正確に黒蛇の頭部を貫通し、穴を広げるように破壊した。
これまでの戦闘でその強度を誇っていた頭部に大穴が空いた理由は二つ。幾度もの攻撃で負の頸力が消耗し強度が落ちていたのも一つ。もう一つは開けられた穴に潜り込むよう撃ち込まれたもう一撃。
俺が放った相魔灯籠流奥義「無尽残響拳」。
さっきの試合でセイシュウに撃とうとした技で、この妖魔を倒そうと俺は最初から決めていた。
「うぉっー!やったぞー!」
「大妖魔を討ち取ったぁー!」
「誰か、報告に行ってくれ!」
一瞬の間をおいて武舞台には兵士たちの歓声が響きわたった。
黒蛇の頭部は完全に破壊されていて、頭のあった場所には丸い大穴が広がり、口の先端を残して消滅している。
俺たちと共に技を繰り出した兵士たちも喜んでいるが。それ以上に技の反動と頸力の一時的な不足で座り込んだりしている。
セイシュウもまた。実戦の疲れが一気に襲ってきたのか大の字になって床に倒れ込んでいた。
「やったなセイシュウ。生きてるか?」
「……なんで死んでないんでしょうね僕」
見下ろしながら話しかけてみると、どうやら軽口を返す余裕はあるようだ。大変結構。
「このざまじゃあ試合の結果はお預けかね?俺たちも災難だよな」
「命があるだけでもう僕は幸せですよ……ああ……リンドウにあいたい」
「あははははっ!」
珍しく弱音を吐く義弟の姿に、俺は思わず笑いが込み上げてきたので遠慮なく笑った。
周囲の兵士さん達も、それぞれがやることがあり。俺たちが疲れ切っているのが分かっているので、今のところは見逃してくれている。
「アロンさん。もしかしてさっきの技、僕に打つつもりだったんですか?」
「おっ?よくわかったな。そうだよ、盛り上げようと思ってね?」
「あんなの撃たれたら死にますよ僕。はー…もう僕の負けで良いですよ、もう」
疲れも相まってか、急に落ち込み始めた義弟を俺は適当になだめようとした。
「あー拗ねるな拗ねるな。今度、こっそり教えてやるから……」
ついで先ほどは見れなかった武舞台の内装を見ようと振り返った時。俺は大きな口に飲み込まれた。
ズゥゥン……!!!!!
「アロンさんっ!!!」
全ては終わった。そう気持ちを切り替えていた全兵士の耳に、戦友となった少年二人の片割れの悲鳴と、建屋全体を揺らす振動が突き刺さる。
「まだ生きてやがったのかっ!?」
「一人食われたっ!まだ助かる!急げ!」
「ふざけやがってっ!化け物がぁ!」
すぐに反応した人員が、激戦を終えても衰えを知らない連携で首の無い大蛇へ攻撃を加える。
「何だコイツ!?皮の下に何か蠢いている!」
「やらせるな!仕留めろっ!」
再び動き出した妖魔は、その腹部から飛び出した翼をはためかせて天井に空いた穴から飛び立とうとしていた。
「っ!逃げる気だ!逃がすな!羽を狙えっ!」
「ここまで来て!やらせるかっ!」
「若いのはおいていけ!!返せ!」
鬼気迫る顔で攻撃を続ける兵たちの攻勢で羽がもがれた。しかし、その増殖は留まる所を知らず。羽の数はどんどんと増していき、とうとうその巨体が宙へと浮く。
「ふざけるなっ!妖魔風情がっ!」
「何で止まらないの!?」
「救援はまだ来ないのか!?火力が足りないんだ!」
飛び上がった大蛇の身体は、急に始まった内部からの攻撃によって肉片を各所から噴き出して尚、武舞台内部に幾度かぶつかりながらも空へと飛び去った。
「急げっ!捜索隊を編成だっ!責任は俺がとるっ!急げぇっ!」
「内側から攻撃していたぞっ!まだ生きている!あきらめるな!」
「もう一人も医務室へ!目の前で見ている!」
間一髪地面に寝そべっていて助かったセイシュウは。呆然とした目で兵士たちに運ばれていった。
アロンへ伸ばそうとしていた手は。行き先を失い、ただ虚空へ伸ばされていた。
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