過去の記憶にある自分の大きな特徴が、今の自分から消えているとなると、かなり落ち着かないだろうなあと思う次第で、しかしこの不合理を飲み込んで、周囲から求められる自分を演じるべきか悩ましいところ。
そして作中に登場するバイオ義肢、僕の祖父が義手職人だったので、こういうアイテムが登場すると、なんとなくワクワクする次第です><
作者からの返信
おはようございます。作者です。
自分を規定するものって案外曖昧とい言いますか…実は客観的な根拠は薄いよなあ…とか思ってこのシチュエーションを作った覚えがあります。他者から突かれたら簡単に消えてしまうような。
義肢…小田は実はあまり造詣が深くないです(告白)。書きながら某◯の錬金術師の主人公君を思い浮かべるくらいミーハーです。
ただ。メカニカルな義肢には限界というか接続性にギャップが出るよな、どうしても―と考えて出た結論が高分子で作ったバイオ義肢。交換しなきゃいけない辺は作者の不見解ですが―まあ、何にせよ、お楽しみ頂けたのが何にも勝ります。
読んで頂きありがとうございました。
今後ともよろしくお願い致します。
ああ~見事なまでにすれ違いが発生しておる……
文字通りのエゴですよね。萌黄さんの。
元通りにあることが必ずしも幸福であるとは限らないのだ。
作者からの返信
ウェルザンディーさん。こんにちは、作者です。
読んで頂き感謝です。
そう、この話は萌黄のエゴの話なのです。
かつて失くしたモノをもう一度組み立てたところで何も還ってこない…そこが執筆のトルクになった記憶があります。