応援コメント

第5話 私が立てることに驚くのは何故か。それは立つのに力が必要だからだ」への応援コメント

  • 世界は最初、一つの塊で満ちていた。
    それ以外には何も存在しない世界の中にやがて空間(無)が生まれ、有と無という概念が生まれた。
    空間が生じることにより、塊は振動が出来るようになり、エネルギーを生じさせ、やがて紐が解けるように綻びて、欠片はこの宇宙に散らばり、やがて星や生物を構成するに至った。

    質量を持つすべての物質がどれだけ離れても微弱な力で引き合うのは、元が一つの塊だから。
    今は意志を持って一個の生物を保っている自分という存在も、いつかは宇宙を構成するバラバラの物質に還る。
    そういう風に考えると死ぬことも怖くないので、私は最近そのように考えています(もちろん私は物理に明るくないので、これはただの信仰です)。