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  • コメント失礼いたします。じっくりと読ませていただきました。大変興味深く、面白い作品だと感じました。以下長文になりますが、感想の詳細を綴らせていただきたいと思います。


    最初に思ったのは、

    「【和食処 悠の里】。
     めちゃめちゃ行きたい……。
     親方と善くんの作った料理、お腹いっぱい、食べた〜い!」

    です!笑

    結構冗談抜きで、本気で思いましたね。料理の文章表現が細部まで実に丁寧に書かれていて、大変素晴らしいなと思いました。【悠の膳】も細魚の刺身も、親方が作った椎茸の足入りのすき焼きも、酒井のおばちゃんが揚げるトンカツも本当に全部美味しそうで。トントン様はもしや、親方のように料理人をされておられる方なのでしょうか? 
    ちなみに、善くんの穴子づくしメニュー、個人的にも大賛成です!笑 是非是非食べたいって思いましたね。

    作品の内容で一番印象的だったのは、善くんに職人技を教える親方の言動でした。細魚の捌き方を教える親方、鯵を捌いて善くんに匂いを嗅がせて違いを教える親方、包丁の研ぎ方を教える親方。ひとつひとつ丁寧に、まるで実の息子を、愛情をかけてじっくりと育て上げるように善くんに手をかけている様子が、読んでいてとっても温かい気持ちになりましたし、親方の発する様々な言葉も、読んでいる私自身の胸にもまた逐一突き刺さっておりました。特に“時間”の大切さについて話しているときが一番、印象的でしたね。時間は人間にとって癌みたいなもの、というセリフが、なかなか斬新で面白い表現だなと思いました。


    あと、大根の桂剥きのくだりも面白かったです!笑
    たまに善くんがおじいさんのような語り口になるのが不思議ですね笑


    後半の、優しい嘘をついていた未華子について。善くんの怒りの気持ち、よくわかります。そして、そんな嘘をついた未華子の気持ちも、よくわかる。最初は黙って聞いていた親方。でも最後はやっぱり二人のことを想って、善くんの背中を押してくれた。親方の優しさや器の大きさに、胸を打たれるものがありました。


    他にも色々と感じることがあり感想を全然書き足りていないのですが、読み応えもあったし、とにかくしっかりと夢中になって読むことのできた作品でした。少し思ったのは、これだけの文章量ですから、一話の文字数を3000〜5000文字くらいで区切って更新されていたらなあと、個人的に思ってしまいましたね。1話ごとに応援と感想を書きたかったなあと、心底思いました。あえてこのような形にしているということでしたらすみません。あくまで個人的な意見ですので、特に気にしないでください。


    最後はデートの前日の夜で終わっておりますが、プロローグが何やら不穏な空気でしたから、この先を読み進めるのが怖さ半分、楽しみ半分ですね。いやー、どうなるのでしょうか。ドキドキします。
    ゆっくりで申し訳ありませんが、また続きも読ませていただきます。




    作者からの返信

    返信遅れまして申し訳ありませんでした。
    これだけの感想を書いていただきありがとうございます。感謝申し上げます。

    実は、そうなんですよ、こんなダラダラ書いている文章なんて読み続けるのは苦痛ですよね。それも所々飛んでしまっていたり、「見直しもしていないのか? 一度くらいやってから投稿しろよ!」などと思われたのではないか、折角読んでいただいている方に対し失礼なことをしてしまいました。素直に反省です。

    仰る通り読み易くするためには一話の文字数を考えて投稿しなければならないと思いました。ですから、時間がかかっても、もう一度最初から投稿し直したいと思っています。これに関しては、自己満足するためなので、それにこのまま余りにもみっともない状態で晒しておくのは、ズボンのジッパーを開けたまま公園のベンチで寝そべっているようなもので私としても恥ずかしい。しっかりとジッパーを上げさせていただきます。これが高校生の頃だったら、間違いなく私の渾名は、“ジッパー”だったのではないでしょうか。そもそもイジメの切っ掛けは他愛もないことだったりしますよね。

    ところで、ご質問の件ですが、私は料理人ではありません。どっちかっていうと、金槌でトントン叩いてる職業でしょうか。ですから、文章を書くことなど、高校2年生の頃、読書感想文(原稿用紙:3枚)を無理やり書かされたのが最後だったような気がします。辛かったです。
    なのでラブレターなどは言語道断!
    おまけに口下手。
    しかし、私は日本人です。これだけは間違いありません。


    逸見マオさんの作品、まだ一部ですが読ませていただきました。「歴史・時代・伝奇」を執筆されているようで、私にはとても不可能な分野で、且つ間違いのない文章でびっくりしました。目次の設定の仕方にタイトルの付け方、マオさんには編集者はいらないな、と思わせる能力があると感じてしまいました。よくここまで書けるものだなあ、と。今後も一から勉強するつもりで読ませていただきます。

    暫くの間、私のこの作品を再度見直しながら仕上げていこうかと思っています。確かマオさんが「最後はデートの前日の夜で終わっておりますが」ここまで読んでいただいていますので、その後の続きは必ず投稿します。お手すきの際に読んでいただければ幸甚に存じます。

    自分で言うのもなんですが、この話、非現実的という意味合いではなく、結構ぶっ飛んだ展開になっています。またこの作品の投稿が終わった段階で、一言お伝えしなければならないこともあります。何でもそうですが、2度美味しい方が何かと喜ばれますから。

    私としては、極力皆様の邪魔にならないよう、今後も片隅で参加させていただければと考えております。

    最後に、逸見マオ様の今後のご活躍をお祈り申し上げます。  トントン03

    編集済