83条2項

(今)新設なので存在しません。

(仮)財政の健全性は、法律の定めるところにより、確保されなければならない。


これ、一見普通に思いますよね。でも、「財政の健全化」というのは歳出削減と歳入増加です。

でも、これってようは増税+公共事業費削減なんですよね。

つまり、増税して年金を減らす、そういうことなんです。

そもそも、経済は刻一刻と変わっていくもの。インフレの時に賃金を上げても意味がなくて、デフレの時に日銀が金利を引き上げても逆効果であるのと同じように、常に同じ政策をし続けていけばいい、というわけでもないのです。

実際、「財政の健全化」と名前はいいですが、経済に本当にいい影響を及ぼすか、と言われれば(専門家ではないので詳しくは言えませんが)必ずしもそうとは言えないですし。


…きれいごとは大っ嫌いなので、本音を書いてしまうと、正直この条文は無能政治家に税金を供給すること以外の何も引き起こしません。

だって、考えてくださいよ。

入るお金は上がって、

出るお金は下がる。

なら、貯蓄は増えてく一方ですよね。で、その貯蓄はどこに使われるか。

日がな居眠りして、中身のあることを一つも言わない政治家の給料ですよ。まあ、全員が無能とは言いませんけど、大半はそういう奴らですよ。そういう人たちのために税金を搾り取る、それがこの条文の意味です。

  • Twitterで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る