第13話
更新遅くなり申し訳ありません!小説書いてる途中でまた寝落ちしてしまいました、、
今回も♡表現が多量に含まれております。
もし不快に感じるようであれば全力で逃げてください。
4月26日に修正しました。、ルビ振り失敗してました。
✂ーーーーーーーーーーーーーーーーーーー✂
目を閉じて、未だジンジンと痛むマーキングの痕に舌が這う感触を待つ。
だが舐めやすいように首を傾けたまま待っていても、舌が首を這う感触は一向にやってこず仕方なく目を開けた。
目の前に居るのは飼い主にまたがって、両手を私の太ももにお行儀よく揃えて『おすわり』の様な格好で大人しくしているかわいいひな。
かわいい顔でぽーっと私を見つめている。
ほんとかわいい♡♡
でも飼い主を待たせるのはいけないことだから、ちゃんと教えてあげなきゃだよね……?
そう思って声をかけようとした時、ひなの視線が1箇所に集中していることに気がついた。
……っ♡!
「んふふふ、もぉ〜〜♡♡♡」
そのとろとろに溶けた大きな瞳が見つめているのは私の唇だった。ひなが幸せそうな顔をしながら、でもどこか物欲しそうに私の唇をじーっと見つめていた。
声にも反応しないし♡そんなに必死に見つめてどうしたの♡?
そんなにちゅーがしたいの♡♡??ひなってちゅーがすきなのかな♡♡知らなかったなぁ♡
でも、私だってほんとは沢山したいんだから、ひながちゃんとごめんなさいしてくれなきゃダメなんだよ♡♡♡♡??
「ねぇ、日南♡どこみてるの♡♡♡??」
どこみてるかバレてるよって教えてあげる為に、自分の唇をトントンと指先で叩いてひなに問いかける。
「…ぅぁ♡♡ぁっ♡あっっ♡」
私に指摘されたひなは、
でもそれじゃひなの可愛いお顔が見れないから、両手でふわふわのほっぺたを挟んで上を向かせる。
「こら♡ご主人様から目を逸らしちゃだめでしょ♡♡??ほら、こっち向いて♡♡♡???」
「あ、あぅ…♡♡」
潤んだ綺麗なガラス玉を覗き込んで言葉を吹き込む。
「日南、ちゅーはご褒美って言ったでしょ♡??ほら、ごめんなさいのぺろぺろして♡♡???頑張れたらご褒美いっぱいあげるから。……ねっ♡♡??」
「ひゃい……♡♡♡♡♡♡」
日南が真っ赤な顔でコクリと頷いたのを見て、首をもう一度傾けて合図をする。
すると今度は待つことなく、ひなの口が私の首筋に吸い付いた。
「ん、、」
ひなの舌がぬるりと噛み跡をなでると、首筋に激痛と心地よい快感が走る。
「…んれぇ♡さやしゃ♡ごえんなしゃあ♡れぉ、、♡はんでごえんなさゃぁ…♡」
「あはっ♡♡かわいいねぇ♡♡いいこいいこ♡♡」
噛み跡を謝りながら舐めるひなの髪の毛を
「…ッ♡♡うぁ…♡はむっ…♡さやちゃ、、、さやちゃぁあ、、」
ひなが泣きそうな声で私の名前を何度も呼んで、首についてしまった歯型を労わるように丁寧に舌でなぞる。
「……ッッ。はーい♡♡ここにいるよ♡♡♡」
ほんとは舌で舐められるだけですごく痛いけど、これも躾の一部だし。耐えなきゃ…。
私を舐めるという行為に慣れさせる為には忌避感の少なそうな首がちょうど良かった。
ついでに謝る時はぺろぺろしながらって習慣も身につけて欲しいし、何より私を舐める=褒められるって図式も早いうちに刷り込んでおきたい。
だからこそ、舐められて痛がってる様子を日南には見せられない。私が痛がることで舐める=悪いことって覚えて欲しくないから。
「日南はぺろぺろじょーずだねぇ♡♡♡いいこいいこ♡♡」
右手はサラサラな髪を梳いたまま、左手をひなの背中にまわしてあやす様に背中をとんとんしてあげる。
「……えへへ♡♡はむっ…うれひ…♡♡♡れろぉ、、♡さやちゃ♡さやちゃぁ♡♡♡」
「んふふ、かわい…」
必死に私の首を舐めるひなは犬みたいでとてもかわいい。でも、私も耐えるの限界だしそろそろ……。
「……日南♡♡?ご褒美ほしい♡♡♡???」
『ご褒美』と聞いたひなの反応はそれはもう可愛いものだった。勢いよく上げた顔は喜びに満ちていて、ふにゃふにゃ喋る可愛いお口はおっきく開いて、潤んだ瞳はそれはもうキラキラしていた。きっとひなにしっぽが生えていたら、ちぎれるくらいブンブンと振っていただろう。
「あっ♡あっっ♡♡♡!!くだしゃい♡♡!!
ごほーびっ!!ひなにっっ♡♡ひなにッ♡♡♡!ごほーびっっ♡♡♡ちゅー♡♡」
「わかったわかった♡♡ちゃんとあげるからっ♡そんなに抱きつかないのっっ♡♡♡♡」
「ごほーびっ♡♡♡ごほーびっ♡♡ちゅー♡♡くだしゃい♡♡♡ひなっ♡♡ちゅーして♡♡♡♡」
「もぉ〜♡♡♡」
ほんと犬みたい♡♡ねぇ、ひな♡なんでそんな甘えたさんになっちゃったの♡♡???そんなに可愛いともう一生離してあげられないよ♡♡???
嘘。
離す気なんてさらさら無い。
「ほら♡♡おいで…ひな♡♡♡」
小さく口を開いて人より長い舌を外に出して、チロチロと愛しい貴女を
「……♡♡♡♡さ、さやちゃぁ……♡♡♡♡」
興奮しきったひながご褒美に満足するまで、私たちはお互いの粘膜を
◆
私の膝に乗っかったまま、私の首筋に頭を
ひなの真似をして首筋に顔を埋めると、甘い匂いと汗の匂いが鼻腔をくすぐった。頬にあたるサラサラの髪の感触が気持ちいい。
さっきまで夢中でキスしてたからお互いの唾液と汗でベトベトだ。一緒にお風呂に入って綺麗にしてあげよう……。
でも今は、もう少しひなを寝かせてあげたい。
疲れちゃったのかキスが終わってすぐに寝ちゃったから。、
「ひな、意地悪してごめんね??」
ワインレッドのインナーカラーを掻き分けてふにふにの耳に口付ける。
でもやめるつもりはない。
今日、私たちの間に出来上がった関係性は、ひなを買った日に私が求めたものだ。
親友でも恋人でもない関係性。
飼い主とペット、ご主人様と奴隷。
そして、加害者と被害者。
私の『愛』を押し付けた結果出来上がったこの関係性をやめるつもりはない。
日南が私の言葉に脅えて、絶望して、泣いて、パニックになって、ガクガクと身体を震わせて、必死に謝って、惨めに縋って、
私に褒められれば幸せそうに
こんなに気持ちよくて興奮するもの辞められるはずがない。
せっかく買ったんだから日南の全てを味わい尽くさないと。
「ひな、愛してるよ。ずっとずっと一緒にいてね」
そう呟いて、私はもう一度日南の耳にキスを落とした。
私はもう『元親友』の私には戻らない。
だって、
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