幕間 息抜き プール

 訓練、勉強、お休みなどを繰り返す日々の中、なんだかんだ時間が過ぎ、もう季節は八月に入った……。時が過ぎるのは早いが、いまだにうだる様な暑さが続く、今日この頃。俺は氷属性(変質)持ちで、常にヒンヤリしてるのでいいんだが――


ポンタ、穂乃香が限界だった……。

*アオは平気。基本的に自然に乱されることはない


「あつ~い……。もぅ、むりぃですぅ~」

「ヴォ~フ⤵ ヴォ~フ⤵ くぅ~ん……」(あつい…。うごきたくなぃ~)

 二人して床で、へにゃ~んとなっている。


 ふむ…。穂乃香はあれからかなり頑張っていた。早く、俺に追いつこうと必死に努力しているのだろう……。健気かわいい。

 昼食休憩の時も俺との食事を別にし、連盟の先輩たちと積極的にコミュニケーションをとり、アドバイスをもらっていた。ぐすんっ。

 『今日のお昼は、他の方とご一緒します』発言に――俺はひどく取り乱してしまった……。穂乃香のいないお昼は、すごく寂しかった。

 

 とても一生懸命な彼女の姿に、訓練を覗きに来て、その場でアドバイスをしてくれる人まで現れた。とてもありがたいことだ。ただ局長や、副局長まで来てくれるのには驚いた。あの娘は、みんなに愛されている。

 だが、みな俺を見てため息をつくのだ……。やめて欲しい。俺の心はひどく傷ついているぞ。

 結果、ポンタとの追いかけっこも十分じゅっぷんが視野に入りそうなタイムまで来ている。自ら様々な工夫をし、貰ったアドバイスを自身の糧にしている。


 頑張ってるし、息抜きも必要だとおもうんだが……。問題は何をするか――!! 閃いた!!

 俺には全く縁が無かったため、忘れていたが――七月の中旬あたりに知り合いからもらった、があった!!



「息抜きに、みんなでプールにいきますっ!!」(ドンっ!!!!)

 穂乃香と、ポンタは大喜び。

 やったね♪


*次回!!!プール!!!水着です!!


 応援と、レビューをよろしくどうぞ!!何卒っ!!

 現実では極寒ですがね……。朝から、雪と戯れていますよ。雪かきかき~。






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