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「何があったんですか」
サブローの声色が急に変わった。
昨夜のミーティングを経て、ハイドロレイダーチームのジュン、シュウジ、アタシとコランダムの
「大丈夫だ、サブロー君。予定通り、レイダー
「ちょっライさん!」
「サブローさん、今のが、新しく母艦の艦長になった
「そうなんだけど……」
なんだか、基地内がバタバタしているように思う。
「穏やかな人なんだけど……」
「どうしました?
「や、やめて下さいよリエナさん……そんな呼び方」
「仲がいい子たちの引率とはいえ、勤務中でしょう?レイダー製作管理企画局局長殿」
そうだった、普段、忘れてしまうけど、サブローの所属はどんどん拡大していっていて、今は局長なんだった……
「局長」
「やめてよシュウジ君まで……な、なにかあったんですか?」
「後で話すわ。それより、皆んな、念のため私服から搭乗ジャケットに変換してくれる?」
何かが起こっているのだ……
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