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「か……」
「っこいい!!!」
「シュウジ、不謹慎って言葉をさ……」
「分かってマスヨ、お姉サマ。僕は家族のため、世界のためにレイダーに乗ってイマスヨ」
馬鹿馬鹿しい。
緋色の男に言われたから……力に抗う
だが、このコックピットも、
メディアで多く映るハイドロレイダーはカーキ一色だが、ホワイトがベースの機体、真っ白な
月のように輝く瞳。
心が熱くなって来る。
対象は、肉眼でギリギリ捉えられる遥か彼方。
この射程も、当てたらアツい。
「開花はずっと先だ。落ち着いて狙って」
緋色の男の声が響く。
モニターの照準器が、
白い……巨大な蕾。
シュウジが合図を出す。
「「「
光が、
「「俺の力を光に変えて」」
「私の力を光に変えて」
「「「貫け」」」
心が……
「「「ディストレス!!!」」」
……静かだ。
「「「ハイドロバレット」」」
これは……
「「「メテオ!!!」」」
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