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「ホント、アタシも知らなかったわ。アタシにハピたん似のハトコが居るなんて」
久しぶりのショーコの紅茶は美味しかった。
……
でも!
「だって私友だちいないんだもん!オフの日に私、ひとりって寂しいじゃん……」
黒曜石の瞳が夕陽の中で輝いている。
確かに、
「中学、行かないの?」
「私、大検取ってる」
「うそっ」
「これでも、医者の娘だしぃー☆」
「……ごめん」
そうだ、
「あ、あのさ。
「ふふん☆当たり前でしょ?世の中にはね、ファンになってくれる人と絶対にならない人。二種類いるの。ならない人にサービスしても無駄だもん」
「いや、そういうことじゃなくて、つまり……」
「変なミカ!☆」
ふわ、とミルクティーの匂いがして、ふわふわのマシュマロが頬に触れた。
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