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「ね、ねぇほっしぃ。なんか、あのコ……光ってるね」
下校途中。
いつも、アタシは
その
「ミカ、私と一緒に帰ろう」
「えっと、今日先約があって……」
「
ん?
「昨日、シュウジ君が、言ったの。
なんだそれは。
「えっとね、たぶんシュウジはそういう意味で言ったんじゃないと思うし、トレ……(ーニングとはいえないか)採掘練習、今日ないし。ショーコ、行こ。あのコ埋蔵金サークルのコなんだ」
「……ショーコちゃん、知らないんだ」
くす、と
(来ないなら言うよ?)
唇がそう動いた気がした。
って言うか……別にショーコに知られて困ることないし!きっとショーコは、態度を変えたりしない。……でも、巻き込みたくなかった。
「ショーコごめん、お茶、また今度でも大丈夫……?」
「いーよ。あのコなんか差し迫ってそうだし」
確かに、レイダー搭乗は怖いしね。
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