　ミルクティー色のウィンクが、キラキラの太陽みたいなプリズムに溶けて、輝きから目が逸らせない——……

　か、可愛いーーーーーー！！！（泣）

　で、で、で……でもさ！？

　でも、でもさ！？

「じゃ、じゃあ幸子（さちこ）……って呼んでもいい？鑑原三姉妹（かがみばらさんしまい）って、みなさん本名公開してるじゃないですか。なんかこう、仲間をハピちゃんって呼んでるってふざけてるって思う人もいるかもだし……」

　ドキドキが止まらない……！

「あ、それより、レイダーのこと聞きたいですよね？結構難しいですし……」

「それは、機関の人が教えてくれるんでしょう？せっかくだから、ミカちゃんとシュウジ君のこと、聞きたいわ♡」

「へっ！？アタシたちのことですか？ア、ア、ア、アタシのことなんて！それに弟のこと勝手に話すわけにいかないですし！」

　うぅ……！由子（ゆうこ）さんの微笑みにテンパってしまう！

「妹たちがごめんね？二人とも、ミカちゃんを困らせるのはやめましょ？♤ねぇミカちゃん、私たちのこと、ゆっくりでいいからお姉ちゃんって思ってね？」

　思いたい！雪子（せつこ）さんについて行きたい！

　けど、ムリ！

「ム、ムリです！！！」

　綺麗過ぎて！

「……なぁんか、ミカちゃんって、なんかに似てない？☆」

「もやし？♡」

「もやし……♤」

「もやしっ☆」

「……もやし！？」

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