【北海道胆振東部地震】
(ツクツクホーシ、ツクツクホーシ…)
9月5日頃であった。
この日の予想最高気温は39度と報じられた。
9月3日頃に
9月5日から7日の午後まではいつも通りに働く…
実家の家族たちと一緒に出発する予定時刻は、9月7日の夕方頃であった。
あのとき、所長さんは
しかし、
『あなたはクビです…』と言うておいて『つづきがあるのよ…』なんて聞こえがよすぎるわ…
話は戻って…
この日の午後2時過ぎであった。
「かおるさん、ご遺族のみなさまはかおるさんに対して早くジダンコウショウに応じてください…と呼びかけているのですよ。」
「15年前(2003年)にジコウがセイリツしたと思っていたら大きなまちがいよ!!」
「かおるさんが拒否したら困るのはご遺族の方だよ!!」
「あつこちゃんとてつやくんの実の両親を殺して、ふたりの人生をズタズタに壊した…あつこちゃんとてつやくんにもうしわけないと言う気持ちはないのね…ああ…なさけないわね…」
さて、その頃であった。
気持ちがひどくつかれていた
ところ変わって、
「あの〜」
「はい。」
「家の前に
「ええ。」
「この家で暮らしていた方が亡くなられたのですか?」
「今から30年前に、ここで
「
「ええ…この家で暮らしていた当時28歳の夫婦が殺されて…当時2歳の女の子と生後3ヶ月くらいだったか…男の子の赤ちゃんが連れ去られたのよ…原因は、おくさまの元カレにあるのよ。」
「夫婦を殺したのは、おくさまの元カレでしょうか?」
「そうよ…おくさまの元カレは札付きの極悪人よ…おくさまの元カレは、ダンナさんにおくさまとやり直したいからリコンしてくれとコンガンしたのよ…ダンナは、おくさまの元カレに対してものすごく怒った…それで大ゲンカになった…おくさまは…
「ナイフで刺して殺した…」
「うん。」
「それで、ふたりのお子さまを連れ去った犯人は?」
「
「それじゃあ、亡くなった奥さまの元カレは…」
「
「それって…」
「30年前の
「そんな〜」
「他にもグルになっていた人間は知ってるわよ!!」
女性は、よりし烈な怒りを込めて
この時、建物の死角にてつやが隠れていた。
てつやは、女性と
話を全部聞いたてつやは、よりし烈な怒りに震えた。
女性は、このあとも
日付が変わって、9月6日の深夜0時過ぎであった。
ところ変わって、
ピンサロ店の前に、黒いキャデラックが停まっていた。
店の中から、
それから1分後に、車が店の前から出発した。
車は、旧道を通って
事件は、その途中で発生した。
車は、旧道にかかる海池橋をこえたあと
この時であった。
「危ない!!」
てつやは、大急ぎでその場から離れた…
それからすぐに車が通過しようとした…
その時であった…
(ズドーン!!ズドーン!!ズドーン!!)
てつやは、運転手に向けて
(キーッ!!ドカッ!!…ドスーン!!グシャ!!)
転落した車は、川の石垣にゲキトツして大破した。
大破した車からどす黒い煙があがった。
それから数分後に、大破した車から恐ろしい炎があがった。
事件を起こしたてつやは、その場から逃走した。
それから1時間後であった。
てつやは、北日吉町にある
「助けてくれ〜」
(ズドーン!!ズドーン!!ズドーン!!ズドーン!!)
てつやは、
その後、家から立ち去った。
午前3時前であった。
場所は、
「殺さないでくれ〜…てつやくん…殺さないでくれ〜」
(ズドーン!!ズドーン!!ズドーン!!ズドーン!!)
てつやは、
その後、健一郎はその場から立ち去った。
その頃だった…
(ゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴ…グラグラグラグラグラグラグラグラグラグラグラグラグラグラグラグラグラグラグラグラグラグラグラグラグラグラグラグラグラグラグラグラグラグラグラグラ…)
北海道胆振東部地方で最大震度7の巨大地震が発生した。
「ギャアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアア!!」
中にいた実家の家族全員が死亡した。
時は、午後3時過ぎであった。
ところ変わって、
テレビの画面にNHK総合テレビの午後3時のニュースが映っていた。
北海道胆振東部地方で発生した巨大地震のニュースを見た
(ピンポーン…)
この時、玄関の
「
電報の配達員が電報を届けに来た。
配達員から電報を受け取った
ジッカカイメツ…
ジッカノカゾク…
ゼンイン…
アッシ…
電報を読んだ
実家が壊滅した…
実家の家族全員が…
ぺちゃんこにつぶれて…
亡くなった…
「くすんくすんくすんくすんくすんくすんくすんくすんくすんくすんくすんくすんくすんくすんくすんくすんくすんくすんくすんくすんくすんくすんくすん…くすんくすんくすんくすんくすんくすんくすんくすんくすんくすんくすんくすんくすん…」
どうしたらいいのよ…
帰る
おとーさんとおかーさんとおにいさんたちが亡くなった…
うち…
これから先、どうすればいいのよ…
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