【周囲の猛反対を押し切ってまでも実現させたいのかよ!!】
時は、6月15日の午後2時過ぎであった。
ところ変わって、
従業員さんたちの
この最近、
かおるが健一郎に対して過度に愛情を注ぐようになったことが原因である。
気に入らないことがあれば、
会社で暴れるようになった。
どいつもこいつもグダグダグダグダグダグダ言いやがって…
男のくせに
ふざけるな!!
この時であった。
「
「(怒った声で)なんぞぉ〜」
「
「はぐいたらしいんだよ!!」
(ガーン!!)
ところ変わって、営業三課の部署にて…
ブチ切れた
「甘ったれるな!!
この時、
「コラ!!
「離せクソアホンダラ!!」
その後、
さて、その頃であった。
ところ変わって、
かおるは、健一郎と
あつことてつやが使っていた部屋は、きらびやかなスイートルームに変わっていた。
カベは、豪勢なクロスが貼られていた。
部屋には、ニトリで購入したブライダルファニチャー(家具類)が置かれていた。
かおるは、過度にやさしい声で健一郎と
「健ちゃん、
健一郎は、ものすごくコンワクした声でかおるに言うた。
「おばさま…ここは、あつこちゃんとてつやさんが使っていた部屋ですよ。」
かおるは、ケーソツな声で健一郎に言うた。
「ああ、あつことてつやは家出して行方不明になったから
「
「そうよ…きょうからここが健ちゃんと
「(ものすごくつらい声で言う)おばさま…」
「どうしたの?」
「
「いいのよ…おばさんがいいといよるから大丈夫…もとのおうちは…不動産屋に
「なんで不動産屋に
「健ちゃんが幸せになるためにもとのおうちを
「ぼくたちは同意していません…」
「心配しなくても大丈夫よ…健ちゃんのおとーさんとおかーさんが同意したから大丈夫よ。」
かおるは、健一郎と
その時であった。
「かおるさま!!お電話がかかっています!!」
かおるは、過度にやさしい声で健一郎と
「あっ、健ちゃんのおかーさんからみたいね…ちょっと待っててね…」
うきうきモードのかおるは、鼻歌を歌いながら下へ降りた。
かおるは、
「もしもし代わりました…健ちゃんのおかーさん…えっ?違う?…もしもし…」
この時、かおるの表情が真っ青になった。
電話は、
「
このあと、
元格闘家のハナヒゲ男は、恐ろしい声でかおるに言うた。
「もしもし、
(ガチャーン!!)
ブチ切れたかおるは、電話をガチャーンと切った。
かおるは、取り返しのつかない大罪を犯した…
健一郎が暮らしていたもとの家がテイトウ物件に入っていた…
それを知らずに売却した…
…と言うことは、いずれそのうちにおそろしい目に遭うと言うことである。
しかし、かおるは怖いもの知らずだからへーぜんとしていた。
どないなっても知らんぞ…
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