【急激に冷え込んだ昭久とかおるの夫婦仲】
時は、5月28日の朝8時過ぎであった。
この日は曇りだが、雲のすきまから
場所は、
…にもかかわらず、
かおるは、ものすごく怒った声で
「あなた!!」
「なんぞぉ〜」
「それは家のために使う費用に取っている預金通帳よ!!」
「分かってるよぅ〜」
「分かっているのだったら勝手に持ち出さないでよ!!」
「(ものすごくやる気のない声で)分かってるよぅ〜…だけど、
かおるは、ものすごく怒った声で
「あなたは家族よりも会社の人の方が大事なのね!!」
「(ものすごくやる気のない声で)家族も大事だよぅ〜…だけど、
「だからあんたはダメティシュなのよ!!」
「ワシのどこがダメなんだよ〜」
「ダメティシュだからダメと言うたのよ!!それじゃあ、あつことてつやの人生設計はどうなるのよ!!」
「(ものすごくやる気のない声で)あつことてつやは、まだ高校生だよ…高校生のうちはガッコーを楽しんだ方が…」
「だからあんたはだめな父親なのよ!!」
かおるからボロクソに言われた
「なんだよぅ…この家の人間どもはよってたかってワシをいじめるのか…」
するとかおるは、亡くなった
「あんたのいじけた性格は、亡くなった
「なんだよぅ〜ワシのオヤジとおにいたちの悪口をボロクソに言うのかよ~」
「ええその通りよ!!…話し変わるけど、さっき
「話し合いってなんだよぅ〜」
「あつこは14年、てつやは13年に渡って
「聞いてよ~」
かおるは、ものすごく怒った声で
「あんたの楽しみは、他にはないの!?」
「なにを言うてるんだよぅ〜」
「制服姿のあつことてつやが希望に満ちあふれた表情で
「おい、それはいくらなんでもあんまりだよぅ〜」
「あんたは、あつことてつやになにを求めているのよ!?」
「ワシは、あつことてつやが
「だからあんたはつまらんのよ!!」
「ワシのどこがつまらんのぞ〜」
「つまらんけんつまらんといよんよ!!しょぼくれクソッタレティシュ!!安月給!!つまらんことをグダグダグダグダグダグダグダグダグダグダグダグダグダグダグダグダグダグダと言わずにもっと稼ぎなさいよバカティシュ!!…うちはパートに行くから…今夜は、イオンモールの従業員さんたちとのシンボク会があるから…帰りは深夜になるわよ…」
「それじゃあ、呼び出しはどうするんだよ〜」
「あんたが行きなさいよ!!」
かおるは、
アカンべーされた
それからまた1時間後であった。
ところ変わって、家の前にて…
トメは、竹ぼうきを使って家の前をそうじしていた。
トメが家の前ではきそうじをしていた時であった。
おとなりの家の奥さまが、トメに声をかけた。
「おくさま。」
「あら、
「お手伝いさんは?」
「
「そう…」
おとなりの家の奥さまは、トメに対して厳しい口調で言うた。
「おくさま、話し変わるけど…おとついの夜、おたくでボードーが発生したみたいね!!おとついの夜にわけの分からんこと言うて暴れた男はどこの家の
「えろうすんまへんでした…わけの分からんこと言うて暴れた男は、
「おとついのボードーが原因で、8
「えろうすんまへんでした…」
「
おとなりの家の奥さまは、
そこへ、右ななめ向かいの家の奥さまが回覧板を持ってトメととなりの家の奥さまのもとにやって来た。
右ななめ向かいの家の奥さまは、おとなりの家の奥さまに声をかけた。
「
「あら、島内の奥さま。」
「回覧板を持って来たわよ。」
「ありがとう。」
おとなりの家の奥さまは、右ななめ向かいの家の奥さまから回覧板を受け取ったあと、今朝のテレビのニュースのことを話した。
「
「なあに?」
「今朝のめざまし(テレビ〜フジテレビ系)でいよったけど、大西駅のすぐ近くにある公園の(レンタルのニッケンの)トイレの中で
「新しい情報が入ったって?」
「死んだ
「テレクラで知り合った人妻とおちいまの
「本当に本当よ。」
「あのふたりになにがあったのかしらね〜」
おとなりの家の奥さまと右ななめ向かいの家の奥さまは、トメがいる前でペラペラとしゃべりまくった。
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